[感想]第12話 アルテ[考察]

[感想]第12話 アルテ[考察]

タイトル

#12 「弟子」

アバン

決断の時

アルテが頼まれた肖像画は全て完成。

そのタイミングにカタリーナは落ち込まざるを得ません。

はたして、アルテの選択は…

Aパート

不安

レオはウベルティーノに頼まれた「教会の天井画」の仕事に奔走中。

一方、半年以上経ってもアルテからは連絡もありません。

そのせいで、ダーチャが工房に密かに覗きに来ていました。

いまだ帰らないアルテが「帰ってこない」という可能性がちらつきます。

「帰らない」という可能性を与えて送り出したレオは…

アルテにしかないもの

夜。

アルテのもとに一人の客「マティ」が現れます。

気まずい雰囲気が流れる中、彼は「謝罪に来た」と切り出します。

カタリーナに言われたことで、自分が失礼なことを言ったと気付いたのです。

それはアルテに「実力力がない」と言ったのと同じだから。

そんな彼に対してもアルテは寛容に対応。

さらに「思い悩んだのでは?」という問いに「いいえ」ときっぱり返答。

アルテの言葉に優しさを感じながらも、マティの後悔は拭えません。

とはいえ、アルテも同じように男性に嫉妬していました。

マティが醜いのなら、アルテも醜くくなってしまう。

…と、マティが気になったのはアルテが描いた肖像画。

それを見るとその素晴らしさにマティは驚きを隠せませんでした。

アルテの画には女性で貴族特有の感性が備わっていたのです。

つまり、それらすべてを含めてアルテの才能というわけ。

「才能を大事にするべきだ」という言葉に、アルテは決心するのでした。

宝物

アルテは「ヴェネツィアを離れる」ことをユーリに報告。

さすがのユーリもこれには頭を抱えます。

それは「貴族で女だからという選出が不服か」と問いますが…

むしろ、アルテにとっては真逆。

今後のアルテはそれを活用して仕事を取っていこうと思っているのです。

「ユーリよりもっといい客」「フィレンツェ」で見つけるために。

その決心にユーリは納得するとともに大笑い。

ユーリにとってそんな彼女の言葉こそ気に入った一面。

アルテにエールを送るのでした。

アルテはカタリーナにも報告。

ですが「別れの言葉は嫌い」とまともに聞こうとしません。

とはいえ、それはアルテも同じことで、別れを言いに来たわけではないのです。

まず「カタリーナがアルテのために怒ってくれた」こと。

カタリーナに背中を押されたことで決心することができたから。

そして「友だちになってほしい」ということ。

手紙を書くから、カタリーナにも返事を書いてほしいというわけ。

カタリーナはアルテの手を取り、それを受ける約束をするのでした。

部屋を出ていこうとするアルテにカタリーナは一言。

「肖像画、とても気に入ったわ。大事にする。」

それはカタリーナの「大事な宝物」なのです。

Bパート

工房の仕事

フィレンツェに帰ってきたアルテ。

レオへの一声目を考えながらも、工房へと笑顔で帰還。

しかしそこにはレオの姿はありません。

現れたダーチャによると、「熱が何日も下がらず意識がない」とのこと。

アルテはレオが療養している「ウベルティーノの屋敷」へと直行。

「まだ死んでない」と聞き、アルテは一安心します。

…が、ウベルティーノの心配はレオよりも「天井画」

期限である「復活祭」はもう1週間もないのです。

アルテは教会に向かうと、そこにはまだ未完成の天井画が。

ですが、下絵の素晴らしさに感動を覚えざるを得ません。

そこでアルテは「レオの工房の一員」として仕事を受けることを宣言。

その熱意に気圧され、ウベルティーノはそれを承諾するのでした。

その瞬間からアルテはその仕事に手を付け始めます。

それは何よりも、アルテがレオの画に勇気づけられた1人だから。

彼がくれた祭壇画のおかげで、ヴェネツィアでも暮らすことができたのです。

それを多くの人々にも味わってもらおうと仕事を受けたというわけ。

しかし、食事も眠る時間もなく仕事をしても、まだ5日は要するペース。

にもかかわらず、復活祭まではあと3日しかありません。

そんなアルテのピンチに次々と救世主が現れます。

アンジェロにダーチャやヴェロニカ、他の徒弟たちも力となってくれたのです。

師匠と弟子

徹夜での作業が続き、締切目前でついに完成。

とはいえ、アルテはそれがレオの意に沿うものか不安が拭えません。

そこに現れたのは体調を取り戻したレオでした。

レオは天井画にところどころ見つかる粗を指摘。

…しつつも、ヴェネツィアで学んだことについて高評価を与えます。

彼はアルテが「戻ってこない」ものだと思っていました。

しかし、アルテはヴェネツィアで見つけたことがあるのです。

それは「レオみたいに誰かを勇気づけられる絵を書きたい」ということ。

それにはもっとレオに教えを請う必要があるというわけ。

アルテは弟子を続けることを宣言し、レオもまたアルテが弟子であることを頼むのでした。

人生で得たもの

復活祭当日。

協会を訪れた人たちは天井画に感動を覚えていました。

それはアルテの母も同じでした。

アルテの立派に成長した姿にアルテ母は一安心。

そしてアルテは彼女に天井画の秘密を教えます。

その天井画には両親やカタリーナといった親しい人が描かれていました。

それは「人生を彩ってくれた大切な人たち」なのです。

フィレンツェで充実した日々を送るアルテからカタリーナのもとに手紙が。

そんな彼女も着々と料理の腕を磨いています。

そしてユーリに宣言します。

「アルテが描いた絵をたくさん見るために、いつかフィレンツェに行ってみたい。」

それはユーリにとっても同じことでした。

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まとめ

・アルテの決心。

・仲間たちの手伝い。

・母との和解。

・カタリーナ、フィレンツェ行きを決心。

さいご

というわけで、アルテ12話でした。


アルテの選択。

やはりフィレンツェには求めているものが多すぎました。

個人的にはカタリーナといてほしい気持ちもありましたが…

その距離感だからこそ築ける絆もあるわけですから。

カタリーナの宝物を眺めるシーンは大好きです。

これを支えに立派に育っていくんですね。

最も誤算なのはユーリさん。

さすがの彼もあの理由では引き止めることはできませんでした。


仲間たちの手伝い。

これはアルテの人柄が全面に現れたシーンでした。

彼女に魅入られた人の多さには脱帽です。

とてもいいシーンでしたよね。


母との和解。

これもまた嬉しいシーンでした。

喧嘩別れのような形で家を出ましたからね。

ラストにこの展開は最高だったのではないでしょうか。

お父さんもアルテの成長を喜んでいるでしょう。


カタリーナ、フィレンツェ行きを決心。

アルテとの再会が決まったのは嬉しいです。

そのときには2人とも立派に成長しているんでしょうね…

いつか2人で楽しそうにフィレンツェを歩く姿を見たいものです。

レオさんとカタリーナの絡みは見てみたい。


今回が最終回。

ですが、来期にも早速「アルテ」の再放送があるとのこと。

しかも枠は「日曜午前」

教育番組としても十分な内容なのでピッタリかもしれません。

もう一度見返しつつ、原作も楽しみたいところですね。


というわけで、今回はこの辺りで。


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