[感想など]第5話 かつて神だった獣たちへ[ネタバレあり]

[感想など]第5話 かつて神だった獣たちへ[ネタバレあり]

あらすじ

第5話  ガーゴイルの断罪

【蒸気都市ホワイトチャーチ】。

世に擬神兵を解き放った男

【ケイン・マッドハウス】を求め、この地へ来た【ハンク】達。

【ライザ】の情報によると、彼は貧民街の一角で夜毎、

街の住人を殺して回っているという。

その目的に迫る為、調査を始めた【ハンク】達に

更なる犠牲者が出たとの情報が飛び込んでくる。

死体に残された爪痕から

【ハンク】はケインの仕業では無いと断定する。

そこに目撃者が現れ、証言する。

「悪魔の石像がやった」のだと。

【ハンク】はその言葉に敵の正体を知るのだった。

https://katsu-kami.com/story/05.html より引用

ハンク達が訪れたのは、蒸気街ホワイトチャーチ、商人の街。

目撃されたケインは、夜毎殺人を繰り返しているようです。

聞き込みをしますが、取り合ってもらえません。

軍人に嫌悪感があります。

この辺りは貧民街。

戦争があったせいで情勢はより悪くなった地域です。

それゆえ恨んでいるのでしょう。

ハンクは諦めず聞き込みを続けます。

ずっと探していたケインを殺すために。

夜、宿舎。

シャールはハンクに「前に言っていた言葉」について聞こうとしますが、
ハンクは取り合いません。

4話のラスト、
ケインが「この世界に擬神兵を解き放った男だ」と言ったことでしょうか。

と、シャールはハンクの服に穴が開いているのを見つけます。

シャールがハンクを撃ち抜いた穴です。


その同じ頃。

女性が何者かに追われ、そして。

擬神兵による殺人です。


ハンク。

眠っていると、誰かの鼻歌が聞こえてきます。

シャールがハンクの服を縫ってくれています。

シャールは勝手にやったことを謝りますが、
ハンクは優しく、そのまま続けるよう頼みます。

実に穏やかな目。

シャールは孤児院の子どもたちの服を縫っていたので、
得意なのです。

ハンクは身の上を話し始めます。

昔、施設で育ったようで頼りない少年だったそうです。


ハンクが施設にいる頃。

エレインがハンクの服を縫っています。

ハンクは謝りますが、
エレインはハンクを服を縫うのが大好きだと言います。

あの頃と同じ目をしているハンク。

シャールにエレインの姿を重ねているのでしょう。

「瞳が青いんだな。同じ瞳をした知人がいたんだ。」

シャールは以前ハンクがうわ言で言っていた、
エレインについて尋ねます。

ハンクは、彼女がケインに殺された事実を語ります。

そして擬神兵部隊の隊長としての責務についても。

「全部、1人で背負い込むつもりですか。」

悲しい顔をするハンク。

彼には心を失う擬神兵を殺し続けるしか道はないのでしょうか。

シャールの部屋にエルザが飛び込んできます。

新しい犠牲者が出たと。

エルザはこの犯行を一連の事件と傷が一致していると言いますが、
ハンクはケインのやったものではないことを見抜きます。

つまり一連の事件はケインの犯行ではないのです。

そこにアンディと呼ばれる少年が。

彼は犯行を見ており、悪魔の石像の仕業だと言います。

もう使われていない古い教会を根城にしているようです。

擬神兵ガーゴイル

名前はクリストファー・ケインズ

誰よりも正義感が強い男です。

戦争中も南軍を滅ぼすことに強く意思を持っていました。

その彼らの言葉が挫けそうな仲間を奮い立たせたのです。

アンディはガーゴイルを殺してほしいと強く望んでいる様子。

エルザがアンディにガーゴイルを恨む理由を聞きますが。

あっ。

ああ…

逃げたアンディにブチギレのエルザさん。

おっぱい出てますよ。

シャールはアンディを追うようです。

ハンクに気をつけるよう忠告され、

いざとなったら銃を使うと言いますが…

「撃てるのか。

俺のときとは違う。憎しみのない相手をお前は撃てるのか。」

ハッとした顔をするシャール。

「…大丈夫です。」

力のない声。

ハンクは彼女のことをよく理解しています。

エルザは軍の命令で街を離れます。

あとのことはハンクに。


軍と共にいるシャールに対し、疑問を投げかけるアンディ。

それに対しシャールは、身の上を話し始めます。

シャールはハンクを憎み続けています。殺したいほどに。

しかしそれ以上にウィルが死ななければならなかった、
答えを探すためにハンクと共にしています。

「ただ悪いだけの人なんていない。

彼らにはそれぞれの葛藤や苦しみ、思いがあった。

私は擬神兵を知れば知るほど、神でも獣でもなく、

人間に思えるんです。」

その話を聞き、気まずい表情のアンディ。

その場を去り、道すがらにある店の林檎を盗みました。

シャールは怒り、アンディを引き留めようと服を掴むと。

ガーゴイルの爪痕が。

彼の母親もガーゴイルに殺されていたのです。

そこにガーゴイルが現れます。

「見ていたぞ小僧。お前の罪。

懺悔しろ。裁きのときだ。その命で己が罪を贖え。

シャールが人を殺す理由を尋ねます。

「これは罰であり救いだ。

罪に汚れたものを解き放っているんだ。」

正義感の塊みたいな男ですね。

シャールは説得、止めようとしますが。

飛びかかってくるガーゴイル。

彼を恐れるシャール。

死という恐怖に対してだけなのか、それとも。

既のところでハンクが加勢に。

しかし痛手を負うハンク。

ガーゴイルはハンクに罪人だと言い、
教会に戻っていきます。

シャールは撃てませんでした。

まだ彼女には擬神兵を撃つことはできません。

彼女は擬神兵を理解できていないのです。


クリストファーの元にケインが。

ケインは彼が力を振るうことを望んでいるようです。

また彼に何かを求めているようですが、
それはクリストファーは拒否を続けています。

ケインは特別な弾丸。

擬神兵の力を奪う弾丸を置いて去っていきました。


ハンクはシャールとアンディを置いて、教会へ向かいます。

アンディに引き金を引かなかった理由を問われ、
返答できないシャール。

今、彼女の胸の中には何があるんでしょうか。

ハンクが教会の中で目にしたのは吊られた人々。

クリストファーはこれが自分の成した正義の証だと言いますが、
それにハンクは激昂。

クリストファーに向かっていきます。

しかしこれはフェイク。

ハンクは不意打ちを食らいます。

引き金を引かなかった理由を考えるシャール。

同情、ではありません。

長く旅を続けることにより擬神兵の心の内を知った。

彼らにも願い、感情があります。

それにより、シャールには彼らが人間以外の何物でもないと
思っているからでしょうか。

と、シャールの銃がないことに気づきます。

アンディが持っていったのです。


「そうだ、抗え!

悪が蔓延れば、正義もまた重さを増す!」

「トンファー!お前に正義はない!」

「いや隊長、正義はたしかにここにはある!」

戦争のときに侵略者を討ち、平和が訪れる。

確かな正義をクリストファーは感じていました。

しかし停戦となった結果に激昂。

生きている南軍の兵を許すことが出来ない。

悪を全て滅ぼすことが出来なかった。

正義を完遂することが出来なかったのです。

この身体になった意味は…

ハンクが勝ったかに思われたその時。

クリストファーが発砲。

神殺しの銃弾です。

クリストファーは擬神兵とは、使命であり試練だと、
そしてその向こう側に行くことで人間を超えた存在になれると言います。

しかしハンクは人を捨てた、ただの獣だと吐き捨てる。


クリストファーは戦争後も変わらないこの街に、
正義を探しに来ました。

盗人の前に立ちはだかるクリストファー。

罪に走るのは正義を知らないから。

正義を知らないなら俺が教えると。

ただ正義の話をしたいだけだと言います。


アンディが教会に乗り込み発泡しますが、
クリストファーには当たらず、やられてしまいます。

シャールが送れて到着し、アンディの元に駆け寄る。

生きるために罪を犯し、罪に苛まれる。

このとき、クリストファーが成すべき正義を知ったのです。

罪を犯したものに、正義の鉄槌を下す。

死という救いを。

シャールに手を伸ばすクリストファー。

そのとき、ハンクは身体から弾丸をえぐり出し。

クリストファーを一突き。

瀕死状態にします。

クリストファーは最後まで
自分が正義であることを否定しませんでした。

擬神兵はみな不器用な生き方しかできない。

擬神兵は人1人が背負うには大きすぎる力なのです。

苦しむハンクに駆け寄ろうとするシャール。

そのとき、細い糸がシャールの動きを止めます。

そして現れたのはハンクと少女。

シャールは蜘蛛の擬神兵エリザベスに眠らされてしまいます。

ケインはハンクに手紙を渡し、夜会へ招待。

シャールを連れ去り消えていきます。

そしてハンクは気を失う。


ホワイトチャーチを遠くから眺める金髪の男。

彼もまたケインを追って。


ということでかつ神5話でした。


大変なことになってしまいました。

大事な黒タイツが攫われてしまった…

ケインの目的はなんなのでしょう。

ハンクが苦しむ顔が見たいのか。

それとも見せたいものがあるのか。

ケインが人を殺していたのも、
ハンクをおびき寄せるためだったのでしょうか。


クリストファーの生き様はかっこよかったですね。

やり方は乱暴ですが。

正義を愛してやまない兵士。

心を失ったとはいえ、無差別ではない。

そこに彼の意志の強さを感じました。

擬神兵になっても、芯の部分は変わらないんですかね。


ハンクはシャールに感情を見せるようになりました。

特に裁縫をするシャールを目にしてからは。

あそこのシャールを見るハンクの目にはジュンジュンしました。

ハンクもあんな顔をするんですね。

やはり彼にとってエレインという存在は大きい…

同じ瞳の色のふたり。

何か関係性が…?


次回はハンクが夜会へと訪れます。

そこでケインは何を企んでいるのか。

あの少女の正体は。

蜘蛛の擬神兵の願望とは一体。

次回も楽しみですね。


ではまた。



©めいびい・講談社/かつ神製作委員会

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