[感想]第12話 グレイプニル[考察]

[感想]第12話 グレイプニル[考察]

タイトル

第12話「約束の場所」

アバン

古い友人

直人は自分のチームに宇宙船のコインを守る「海斗」について説明。

彼はコインを100枚集め、並外れた能力を持っています。

つまり、彼をどうにかしなければ宇宙船のコインは得られないのです。

そんな彼の事に詳しいのは、直人や江麗奈が「古い友人」だからなのです。

Aパート

山田塾

数ヶ月前のこと。

直人は海斗にある相談を持ちかけました。

それは恋人の「愛子」について。

直人は彼女に対し、どこか違和感を抱いているのです。

まるで「別人」のような…

ですが、直人はそれを自分の中だけの問題として相談を引っ込めます。

そんな話を聞いて海斗が懐かしんだのは「山田塾」について。

そこは勉強の名目はあれど、共働き両親を持つ子どもの預かり所。

メンバーは修一・江麗奈・ほのか・愛子・海斗・直人と山田先生。

彼らは小さい頃、充実した日常を送っていたのです。

そこで海斗は直人に連絡を頼み、みんなと集まることに。

ほのかの行方

その当日。

海斗のもとに、直人が恋人の愛子を連れてやってきます。

相変わらず騒がしいながら、彼女に別段変わった様子はありません。

修一と江麗奈も集まり、あとはほのかだけですが…

海斗がその名前を出した瞬間、他のメンバーの空気が固まります。

それは海斗だけが知らなかった事実。

実はほのかの父親が殺人事件を起こして逮捕されてしまいました。

ほのかも街に居づらくなり、どこかへ消えてしまったのです。

海斗にそれが知らされなかったのは「噂話が嫌い」だからとのこと。

その空気の悪さを払拭するため、愛子はカラオケへと誘います。

そして髪の毛をクルクルといじりながら海斗に一言。

「ほのかちゃんのことはもう忘れたほうがいいと思う。」

愛子に諭されども、海斗はほのかの調査を開始。

そして少し離れた街の親戚に引き取られていたことを知りました。

しかしそこにもほのかの居場所はなく、姿を消してしまったのです。

調査に行き詰まり、手がかりを求めて考えを巡らせる海斗。

すると行き着いたのは愛子が髪をいじる仕草。

それは愛子ではなく、「ほのかの癖」だったのです。

愛子が怪しいと考えた海斗は後を追うことに。

しかし途中で見失ってしまい、辿り着いたのはラブホテルの廃墟でした。

そこで彼は宇宙人と初めて会ったのです。

黙っていれば何も変わらない

修一たちも呼び寄せて、宇宙人から事情を聞いた海斗たち。

ほのかは宇宙人からコインのお礼に「愛子に変身している」のです。

それこそ直人が愛子に抱く違和感でした。

「自分を消して他人と入れ替わる」ことこそ彼女の願いだったのです。 

なぜなら、ほのかは直人に好意を寄せていたから。

宇宙人がそれを話したのは「ほのかの友人」だから。

とはいえ、警察にも話そうものなら宇宙人も黙ってはいません。

話は戻り、気になるのは「本物の愛子」の居場所。

ほのかは直人に好意を寄せており、愛子はほのかにないものを持っていた。

海斗は、ほのかが愛子に変身することで全てを手に入れたと思っているのです。

そして自分たちの手で彼女を裁こうと思っているのです。

しかし、修一たちにとってほのかは優しい女の子。

彼女がそんなことをするような人間だとは思うことは出来ません。

そこで直人は愛子に起きた「あること」について思い出します。

その瞬間、海斗の行いを諭し始めることに。

「黙っていれば何も変わらない」から。

江麗奈も同感し、修一にも同意求めるのでした。

修一と江麗奈。

修一にはその決定に疑問を抱いていました。

ですがそれは江麗奈が仲間を想ってのこと。

この方法が最も「みんなが傷がつかない」のです。

一方、海斗はその決定に納得がいきませんでした。

「何も変わらないわけがない」から。

Bパート

どこにもいない

優しい母親に見送られ、愛子が向かった先は廃墟となった山田塾でした。

そこに来た理由は「愛子のお墓参り」

海斗が現れ、愛子に変身したほのかが埋めたのだと察します。

ほのかはもう楽しかったあの頃には戻れないと知っています。

「あの子はもうどこにもいないから。」

縄を手にほのかの首を締め上げる海斗。

2人は涙を流していたのでした。

真相

その後。

直人は海斗を呼び出しました。

「愛子の遺書」について。

それは「ほのか」に宛てたものだったのです。

つまり、ほのかは愛子を殺しておらず、本当は自殺だったのです。

ほのかが死んでいい理由などどこにもなかった。

海斗は自らの行いを後悔せずにはいられないのでした。

宇宙人はほのかから話を聞いていました。

願いの内容は「亡くなった大事な友だちに姿を変える」こと。

愛子はいじめっ子にも立ち向かう正義感の強い女の子でした。

しかし、そのせいでイジメの標的は愛子に。

やがて愛子は自殺してしまったのです。

「1番の親友だったのに助けることができなかった。」

自らが動けなかったことを後悔し、ほのかは考えました。

「愛子がいなくなるとみんなが悲しんでしまう。」

それは「自分が消えても誰も悲しまない」という自覚があったからこそ。

ですが、ほのかがいなくなったことを宇宙人は深く悲しんでいたのでした。

海斗の決心

絶望する海斗は事情を徐々に飲み込んでいきます。

直人も修一も江麗奈も、愛子の自殺に薄々気付いていたのです。

そのまま愛子にいてほしいということは、ほのかがいなくてもいいということ。

つまり「ほのかが消えてもいいと思っていた」ということと同義。

ほのかに消えてほしくなかったのは「海斗だけ」

それゆえ、自らの手でほのかを殺すことになってしまったのです。

海斗は宇宙人にコインを持参し、願います。

「みんな、消えてしまえ。」

「海斗が消えた」話が修一たちにも届きました。

それと同時に「白い女の噂」が立ち込み始めたのです。

道端に白い女が立っていて、「私は誰?」と尋ねてきます。

その名前を答えなかったら消されてしまうのです。

直人はそれが「宇宙人の仕業」だと察しました。

そして修一は自らの行いに責任を感じ、調査に立ち上がるのでした。

「コインの力を使ってでも。」

ぬいぐるみ

そして現在。

紅愛は修一が通っていたと言っていた山田塾に訪れました。

「修一の過去を調べる」ために。

修一に電話し、共に調査することを誘います。

しかし、修一は田口との戦闘中でした。

紅愛が見つけたのは、修一の着ぐるみのぬいぐるみだったのです。

一方、江麗奈に千尋から電話が来たのでした。

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まとめ

・山田塾。

・ほのかと愛子。

・悲しい宇宙人。

・海斗の決心。

・巻き込まれた修一。

・山田塾にあったぬいぐるみ。

さいご

というわけで、グレイプニル12話でした。


山田塾。

恋愛関係は複雑ですね…

・愛子と直人は付き合っていた。

・ほのかは直人が好き。

・海斗はほのかが好き。

・修一と江麗奈は好き同士?

これは誤解の生み合いになってもおかしくないな?


ほのかと愛子。

愛子の結末はつらいものがありましたね。

その穴を埋めようとしたほのかもまた…

ほのかは海斗の好意に気付いていれば救われるものはあったかも。

そうなっても愛子の代わりになることは変わらないかな?

…とはいえ、ほのかはよく愛子の自殺を隠蔽できたものですね。


悲しい宇宙人。

彼も人間のように感情を持ったわけですか。

だからこそ、コインを集めるという意志も固くなったのでしょう。


海斗の決心。

ほのかが消えていい、消えてほしくないのアレ、ややこしいけど好きです。

とんでもないジレンマですよね。

結局、ほのかにいてほしいからほのかを殺すことになったわけですからね。

海斗が闇落ちしても仕方がないように思えました。

海斗はコインを100枚集めて白い女ことほのかとともにいることを選んだと。

そしていろんな人を消しているわけですか。

これは無差別ではなく、ほのかの顔見知りとかなんでしょう。

名前を覚えてる=ほのかの存在を望む人が救われるわけですね、多分。

それにしても「消えてしまえ」の顔が怖い。


巻き込まれた修一。

「ほのかはいなくていい」派に修一も巻き込まれてかわいそう。

だからこそ、直人と江麗奈は修一の記憶を奪ったのでしょう。

彼は海斗を止めるためにはやる気満々でしたから。

そして2人だけで海斗を倒そうとしているわけですね。

2人の目的はコイン収集ではなく、海斗を倒すことなのでしょう。


山田塾にあったぬいぐるみ。

紅愛がとうとうここに辿り着いたわけですね。

そこからどう繋がっていくのかは気になるところ。

そういえば、山田塾には紅愛は預けられなかったんですね。


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©武田すん・講談社/グレイプニル製作委員会

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