[感想・考察]第8話 彼女、お借りします[ネタバレあり]

[感想・考察]第8話 彼女、お借りします[ネタバレあり]

タイトル

満足度8 クリスマスと彼女 -クリカノ-

アバン

交際(仮)

千鶴の命令で瑠夏と交際(仮)を始めた和也。

デートは週一回で、時間を問わない彼女からのメッセージで毎日が睡眠不足。

和也にとっては到底彼女とは思えない瑠夏との生活が続いています。

一方、瑠夏と付き合って以来、千鶴とは会っていません。

季節はもう冬を迎えようとしているのでした。

Aパート

取引

和也にとって瑠夏は「取引相手」

「1日2回の電話」「既読スルーNG」「瑠夏の呟きには『いいね』」

さらに瑠夏が彼女であると誰にも口外することは出来ません。

それもこれも千鶴の秘密を瑠夏にバラされないようにするためです。

千鶴に取引の道具として無碍に扱われて寂しさを感じる和也。

そんな彼の耳に届いてきたのは、千鶴がシャワーを浴びる音でした。

それを耳にしては自らの劣情を発散するしかありません。

そのせいで落ち込みはより酷くなっていくのでした。

和也が大学へ行くと、サプライズと称して瑠夏が待ち受けていました。

それは和也にとっては一大事。

瑠夏に対して「駿にはバレたくないから来ないでほしい」と懇願します。

瑠夏は反論を抱きはしたものの、大学へはもう来ないことを約束。

その代わりにと次のデートの約束を取り付けるのです。

それもこれも目前に迫った「クリスマス」のため。

この機会を利用して、瑠夏は和也との距離をもっと近づけようというわけ。

そんな2人のイチャイチャする光景を校舎内から見ていたのは千鶴。

彼女はどこか複雑な心境を抱いていたのでした。

彼女は友人から「クリスマスのお泊り会」を誘われますが、それを断ります。

「彼氏ではない」予定があるとのことですが…

クリスマスの予定

和也は瑠夏に「クリスマスデートお断り」の連絡。

それもこれも、瑠夏を本気にさせないため1つの手段なのです。

そんな彼の一番の希望は「千鶴と一緒に過ごす」こと。

そこで思いついたのは「千鶴をレンタルする」こと。

ですが、クリスマス当日は既に彼女の予定は埋まっていました。

ふと疑問が浮かび上がるのは「千鶴がレンタル彼女をやっている理由」

いろいろ考えながらも、和也がその答えに辿り着くことはありませんでした。

巨大な疑問

クリスマス当日。

予定がないぼっちな和也は銀行へ生活費の振り込み。

レンカノに消えたお金のせいで残高も心もとない額に。

バイトをやることを考えていると、ふと目に入ったのは千鶴でした。

彼女はおでかけの装いで和也の知らない男性と待ち合わせしていたのです。

その男性は和也には到底及ばないのイケメンでした。

レンカノの仕事だと察し、家路につこうとする和也。

そんな彼に今まで考えなかった巨大な疑問が降ってきます。

それは「千鶴には彼氏がいるのではないか」ということ。

その疑問は和也の心の闇を支配するのでした。

Bパート

疑惑から確信へ

和也はその男性が千鶴の彼氏だと考え始めます。

それを否定しようとしても、和也には否定することが出来ません。

絶望する和也が取った行動は「尾行」でした。

それもこれも「千鶴をレンタルする同志」のため。

レンタルする非イケ利用者への裏切りなどあってはならないのです。

千鶴は彼を「海くん」と呼び、楽しそうな時間を過ごしていました。

2人の和気藹々なデートは映画館に始まり、千鶴はプレゼントまで購入。

購入したプレゼントを眺める幸せそうな彼女の表情に、和也の胸は締め付けられます。

彼氏だと察して心がボロボロになりながらも尾行を続ける和也。

そんな彼に2人の会話の中からの追い打ちが襲いかかります。

「早めにシチューを作って待っててあげる。」

この瞬間に和也のなかでは彼氏だと確定。

お泊りをしているということは「千鶴が行為に及んでいる」ということ。

その事実に絶望した和也は涙に暮れるのでした。

海くんの言葉

昨年に引き続き、彼女なしの芳秋からめりくりメッセージ。

受け取った和也本人はいまだにトイレで泣き伏せていました。

美人の千鶴に彼氏がいるのは仕方ないとはいえ、現実を受け入れられません。

自分がその彼女を尾行しているということにも自己嫌悪まで感じ始めたのです。

そんなとき、千鶴の彼氏が手洗い場の隣に姿を現します。

彼は電話をしながら言葉を並べ始めたのです。

「彼女はルックスも中身も一流で、どこに出してもみんな満足してくれる。」

「スリーサイズはあとで調べてメールする。」

「最近いい声を出せるようになった。」

その言葉に考えが入り惑う和也。

行き着いた答えは「千鶴が彼氏に騙されている」ということ。

それを前にして和也は感情が高まり始めるのでした。

真相

彼氏を悪人だと決めつけて改めて尾行を続けた和也。

すると彼氏はキスをするためか、千鶴に顔を近づけていきます。

それには我慢ならない和也は行動開始。

颯爽と出ていくのではなく、ずっこけて2人の前に姿を現します。

和也の登場に驚きを隠せない千鶴。

和也は今までのことを指摘すると、千鶴はそれに反論します。

実はキスではなく、海くんは千鶴のズレたピアスを直していただけ。

そして会話を聞かれていたことを知ると、千鶴は意を決して告白するのでした。

「私、女優なの。」

レンカノをやっているのは「演技の練習」のため。

海くんは役者仲間で、買い物ついでに台本読みに付き合ってもらっていただけ。

海くんの電話の相手は「演出家」

彼に役者としての千鶴をオススメしていたというわけ。

全ては和也の勘違いだったのでした。

クリスマスお詫び

海くんが帰った後。

千鶴は和也のバカさ加減に呆れ果てます。

それでも和也は千鶴に害が及ぶと悟って放っておけなかったのです。

再び自己嫌悪に陥り始める和也。

そして千鶴が別世界の人間であると改めて知らしめられるのでした。

すると、千鶴は先程買ったものを和也に差し出します。

和也がそれを受け取って開封すると、その中身は「スマホケース」でした。

千鶴は海に飛び込んだときに壊れた和也のスマホが気になっていたのです。

どれがいいかを選ぶため、海くんに意見をもらっていたということ。

それに加え、瑠夏を和也だけに押し付けている罪悪感があるから。

千鶴はあくまでプレゼントではなく「お詫び」だと言い張るのでした。

そんな彼女の好意に和也は感涙にむせび始めます。

和也にとって、クリスマスに女の子にプレゼントを貰ったのは初めてのこと。

薄汚れた和也の人生が千鶴の登場とともに色づき始めているのでした。

雪が振り始め、2人の間で雰囲気がよくなって…

いくかと思いきや、千鶴は和也が一緒に帰ることを嫌うのでした。

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さいご

というわけで、かのかり8話でした。


交際(仮)

瑠夏は束縛したい系女子なんですかね?

どっちかというと嬉しくてしょうがないイメージですが。

べた惚れされてるのに和也がノッて来ないのもビックリです。

誰にでも発情するかと思っていました。

…が、やっぱり彼にとって千鶴はそれほどまでに大きいのですね。


取引

和也は当たり前のようにヤッてますね…

それが彼のアイデンティティーに感じてきました。

「サプラーイズ!」の瑠夏ちゃんはかわいい。

和也にベタベタするところも最高にいいものでした。

2人をじっと見つめる千鶴の心境を考えるとまた尊い。

それは瑠夏を押し付けた申し訳なさだけなのか、はたまた…

他の感情も抱いているように思えますけどね!


クリスマスの予定

瑠夏ちゃんの送ってくるメッセージかわいすぎないですか?

おこな写真とか、「別れる」からの即「別れない」とか。

もっと瑠夏成分をたくさんください。


巨大な疑問

このシーン生々しくて好き。

実際にもこんなやり取りがされていたりするんだろうな…

推し続けているレンカノがイケメン彼氏と楽しそうにしていて…

つらいな、実につらい。


疑惑から確信へ

1度見通したからこそ分かるところですが…

スマホケースを買って幸せそうにしてる千鶴パないですね。

それだけ和也への思いが詰まったものなわけですよね。

プレゼントすることを考え始めてからの思考の過程を全て見たいです。

それとは裏腹に和也のこの時の心境を考えるとめっちゃ笑えます。


海くんの言葉

芳秋が欠かさず送ってくる「めりくり」メッセージ好きです。

彼は一体どういう思いでこれを送ってきているんでしょう。

慰め合いの一環なのか…

それに対して昨年は和也が何も返答しないのも感慨がありますね。

これがしょーもない男同士のやり取りなわけですね。

それ以上にくそしょーもないやり取りも前後に見えましたが。

本当に仲の良い親友同士だからこそ出来るやり取りですよ。

芳秋は本当にいいヤツだ。


真相

千鶴が女優だということにはビックリです。

…が、それよりも告白するか葛藤する千鶴の表情がまたかわいい。

それを告白することはまた秘密を明らかにすることにも繋がりますからね。

千鶴の祖母は千鶴が女優だとは知ってはいないんでしょうか?

練習の一環ってだけなら、レンカノを隠す必要ないような気もしますが。

スクール代等々のお金を出させないようにするためなのかな?

千鶴が女優として大活躍し始めたら、レンカノ時代が黒歴史として掘り返されそう…


クリスマスお詫び

「お詫び」って言いながらマフラーで口を隠すところがまた…

千鶴は毎回どこかで破壊力の高い表情を見せてきますよね。

千鶴の本心は和也に対する想いは少なからずあることは確かでしょう。

早く素直になっちゃえばいいのにな!

尾行の正当性はともかく、今回の和也は私好きですね。

男らしいとは言えずとも泥臭さには好感が持てました。


というわけで、また次回。


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©宮島礼吏・講談社/「彼女、お借りします」製作委員会

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