[感想など]第12話 本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません[ネタバレあり]

[感想など]第12話 本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません[ネタバレあり]

タイトル

第十二章 洗礼式と神の楽園

アバン

マインとルッツの決心

先日、家族とともにいることを決心したマイン。

彼女はその事情、そしてベンノの店を止めることをルッツに伝えます。

店を止めるのは、オットーに相談したから。

曰く、大きな契約を持ちかねない彼女が、突然の体調不良での不在が起こるようであれば、トラブルのもとになってしまうと。

マインは謝罪すると、ルッツも彼女の決心に賛同してくれます。

そのマインの決心に、ルッツの母は大喜び。

マインが行かないのであれば、ルッツも行く必要ないよね、と。

彼女は意地でも職人にならせようとしますが、ルッツは断固拒否。

彼は親元を離れ、住み込み見習いとして働くことも考えています。

住み込み見習いとは、劣悪環境でタダ働きを10数年するようなものです。

彼の商人になるという決心は硬い様子。

彼がそこまで固執する理由は、現状維持が嫌だから。

今のままであれば、ほとんど兄に取り上げられてしまう。

しかし、商人になればそれが自分の手元に残るのです。

母に「自分の力を試してみたい」と宣言するのでした。

そのルッツの強い意志に、母もようやく折れます。

彼女のその言葉に、ルッツは大喜び。

マインにも満面の笑みを送るのでした。

見習い辞退

こうして、春までにはそれぞれの進路が決定。

今日はベンノに事情を説明に来ました。

すると来店早々マルクは2人に、「春を寿ぐ商人の挨拶」で迎えます。

その言葉に倣い、2人はその挨拶でベンノに挨拶。

しかし、マインは長い挨拶を覚えられず…

スラスラと言えたルッツだけには、ベンノから賛辞が与えられました。

マインは事情を説明すると、ベンノは肩を落とします。

とはいえ、事情が事情。

ベンノはマインを商人見習いから外すことを決心します。

しかし彼はギルドカードを返さなくていいとのこと。

曰く、ベンノと専属契約すれば、今までと変わらず取引できるから。

引き継ぎ

そう決まったのち、慌ただしい日が続きました。

今まで使っていた倉庫は、「マイン工房」へと変貌。

紙の作り方を、ベンノさんに売却。

羊皮紙協会から横槍が入るなど…

「既得権益」

曰く、植物紙に客を取られてはたまったものではないとのこと。

そこでベンノは、植物紙協会を立ち上げることにしたようですが、未だ成らず。

どうやら、ギルド長がダラダラしている様子。

マインは妥協案として、正式契約は羊皮紙のみ、というものを提示します。

その後。

ギルド長からの承認も下り、紙の作成に取り掛かるというとき。

マイン、ベンノ、ルッツはマインの父に遭遇します。

父はマインが懐くベンノを、不審者を見る目で対応。

ベンノは事情を説明すると、身を正して理解してくれましたが…

その様子を横目で見つつ、オットーは爆笑。

彼にはベンノがマインを連れた姿が、父親にしか見えなかったのです。

ベンノの恋愛事情

ベンノは未だ独身。

それは、結婚しようとしたときに好きな人はもう亡くなっていたから。

つまり、今結婚しないのは、彼女以上の女性が存在しないためなのです。

その言葉を聞き、マインはベンノの頭を優しく撫でるのでした。

告白

そんなこんな忙しい日が続き、季節は夏。

マインがフリーダを訪れると、カトルカールでおもてなし。

そのついでに、イルゼに砂糖一袋との交換で改良点を教えました。

マインとフリーダが会ったのは久しぶりで、商業ギルドで顔を合わせて以来。

彼女は商売に向けて、勉強を兼ねてギルドで見習い仕事中です。

フリーダは未だ自分の家の店に来ないマインにやきもき。

貴族とのコネを持つには、ギルド長の店が最良なのです。

そんな彼女に、マインは意を決して自分の決断を告白。

「家族のもとで朽ちることを決断した」と。

彼女がそうするのは、「魔術具が作れない」から。

マインは「ないものは作る」スタイル。

作れない魔術具を手に入れるには、貴族と契約しなければならない。

ですが、マインは貴族との契約を望んでいません。

彼女の決断に、悲しそうな表情を浮かべるフリーダ。

マインに「死ぬことは怖くないのか」と尋ねます。

ですがマインが選んだのは「死ぬこと」ではなく「家族とともにいること」

迷惑をかけた分、死ぬまでに家族にお金を残すのがマインの心の内なのです。

そのマインの決心に、フリーダも応えます。

「カトルカールのレシピを買い取る」と。

そしてマインは「1年間の独占販売権」を売ることにしました。

マインは1年後に、レシピを全市民に公表するつもり。

…とはいえ、彼女が1年後に生きているかどうか不明。

フリーダはマインに、必ず自分で公表するよう涙を浮かべ伝えるのでした。


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Bパート

洗礼式

今日はマインの洗礼式。

マインはトゥーリと共に作った、新しい髪飾りでおめかし。

神殿へと向かう道中、オットーやベンノたちも祝福してくれました。

…とはいえ、ベンノはマインの髪飾りのほうが気になる様子ですが。

神殿へ到着し、マインの父の同伴もここまで。

ここからはマインはルッツとともに洗礼式を受けます。

するとルッツはマインに「かわいくてビックリした」と賛辞。

ルッツもマインも顔を赤く染め、神殿の中へと入っていきます。

まるで小さな結婚式。

ちょっと早めの溺愛の娘の門出に、父の叫びが響き渡るのでした。

儀式

神殿内では、まずマインの苦手な血判、市民権の登録を行います。

そして、神殿長が登場。

彼の手には本が抱えられており、マインは大興奮し、目を輝かせます。

彼は本を開き、神々の話を披露。

「神々の行動が季節の移り変わりになっている」という内容。

そして行うのは「礼拝の仕方」

その方法はグリコのポーズからの土下座。

マインはあまりの大爆笑にうなだれてしまい、ルッツはそれを体調不良と誤解。

待望の…

神官により、マインは格式の高そうな部屋のベッドで寝かされました。

マインの服装が、神官を誤解させた様子。

そしてマインは洗礼式を堪能するため、部屋を抜け出し元の場所へ戻ります。

しかしその道中、迷子になってしまいます。

マインは1人の女性に声をかけ、礼拝室に連れて行ってもらうことに。

その前に彼女の用事が先。

彼女がある部屋に入室し、マインがその部屋の中に目をやると…

なんとそこは本がぎっしり詰まった部屋、図書室。

マインはその光景に、自然と涙が溢れ出します。

そこで神に祈りを捧げたのち、本を触るために入室。

…しようとしたところ、見えない壁がマインの行く手を阻みます。

部屋に入れないとダダを捏ねるマインに、女性は声をかけます。

「神殿関係者でなければ、中には入れない」と。

つまり、神殿関係者になれば本が読める。

ということで、マインは神殿関係者になることを決心するのでした。

巫女見習い

マインの強い意志に圧倒され、彼女は神殿長のもとへ連れてきました。

マインが神殿関係者、「巫女見習い」になりたいのは、図書室があるから。

そんなマインの願望に、神殿長は難色を示します。

なぜなら、神殿とは神に祈りを捧げるもの。

なのに、本が読みたいから巫女見習いになるとは、全くお門違いなのです。

そもそも、神殿入りを希望するには、情熱に応じた寄付が必要とのこと。

そこでマインは宣言します。

「大金貨1枚までなら出せる」と。

マインの言葉に、神殿長の態度は一変。

彼は両親に反対されても、力になると名乗り出てくれます。

さらに聖典を読む許可をもらい、いつでも来ていいと許可が下ります。

その神殿長の申し出に、マインは今まで一番の興奮。

…しかし興奮しすぎたことにより、倒れてしまうのでした。


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まとめ

・マインは家族といることを決心し、商人見習いもやめる。

・ルッツの強い意志に、母から商人見習いになることを許される。

・ベンノが結婚しないのは、好きだった人に先立たれたから。

・フリーダに決心したことを説明する。

・マインの洗礼式。

・神殿内で図書室を見つけ、マインは巫女見習いになることを決心する。

さいご

というわけで、本好き12話でした。


[ マインは家族といることを決心し、商人見習いもやめる。 ]

商人も止めることはビックリしましたが、先を考えれば当然。

紙の生成の基盤は出来上がったので、紙作りはルッツとベンノにおまかせです。


[ ルッツの強い意志に、母から商人見習いになることを許される。 ]

ここはとても嬉しかったですね。

ずっと反対され続けていましたから、本当に良かった。

ルッツが報われるのが何より嬉しいです。


[ ベンノが結婚しないのは、好きだった人に先立たれたから。 ]

ベンノさんも暗い過去を携えていたとは…

好きな人もコリンナさんみたいな、支えてくれるタイプな気がします。

過去のお話もいつか見られればいいですね。


[ フリーダに決心したことを説明する。 ]

まさか、マインを引き入れようとしていたのはそのためだったとは…!

その裏にはやましい心など、決してありません、多分。

フリーダとしても一緒に高め会える友達がいるのは、嬉しいでしょうしね。

共に商売する世界線も見たいです。


[ マインの洗礼式。 ]

ここで一番好きなのは、マインの髪飾りに反応するベンノさんですね。

めちゃくちゃ笑ってしまいました。

どうあってもベンノさんはベンノさんです。

マインとルッツの絡みも強烈に印象に残りました。

あのやり取りはとてもかわいかった…

あとは結婚するだけじゃないでしょうか。


[ 神殿内で図書室を見つけ、マインは巫女見習いになることを決心する。 ]

ようやく訪れたこの時。

一旦山を乗り越えてから、順調に進んでいますね。

正直、今回は楽しくてしょうがありませんでした…

とはいえ、まさか巫女見習いになるとは思わなかったですが。

神殿長の態度もめちゃくちゃ面白かったです。

やっぱり世の中は金で回ってるんやなって。

神殿とコネができれば、貴族とも出来そうな気がしますが。

この路線で魔術具も融通してもらえればいいんですが、はたして。


次回は13,14話連続放送です。

第1部の完結は身食いとの戦いになるんでしょうね。

どうやってマインがそれに打ち勝つのか、もしくは負けるのか。

とても楽しみです。

WOWOW    :2019年 12月25日(水)24:30~25:30

ABCテレビ  :2019年12月28日(土)25:50~26:50

AT-X             :2020年 1月 1日(水)20:00~21:00

TOKYO MX:2020年 1月 1日(水)22:00~23:00

BSフジ         :2020年 1月 2日(木)24:30~25:30


ということで、また次回。


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©香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会

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