[感想]第26話 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜[考察]

[感想]第26話 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜[考察]

タイトル

第二十六章 夢の世界

Aパート

格の違い

これからマインがやるのは、土地を魔力で満たす「癒やしの儀式」

ですが、神官長はまずはそれをシキコーザにやるように促します。

マインに格の違いを見せつけるために。

シキコーザは地に杖を突き立て、魔力を送り込んで土地を緑に変えていきます。

…が、少しだけで魔力の欠乏を起こしてバテてしまいます。

そんな彼に対しても神官長は強く当たり、ない魔力を無理やり引き出させようとします。

そのせいでシキコーザは倒れてしまうのでした。

神官長はシキコーザの力量不足なところを鼻で笑い、次はマインに。

するとマインは一瞬のうちに緑豊かな地へと変えてしまいます。

その様子に騎士団は驚きを隠せず、神官長までも「正直やり過ぎだ」と呆れるばかり。

とはいえ、これでマインの力量を騎士団に見せつけることが出来ました。

こうなってしまっては騎士団がマインに異を唱えることはできません。

これこそ、神官長が「勝つ勝負」をするために用意していた策だったのです。

責任感

神殿へと帰る途中。

神官長はマインに危害が及ばせてしまったことを酷く反省していました。

さすがの神官長でも今回のシキコーザの行いは想定外だったのです。

マインがさり気なく慰めても自分を責め続ける神官長。

マインは神官長の強すぎる責任感を目の当たりにするのでした。

要求

ようやく神殿へと帰還。

神官長はマインに「騒動に対する要求」を尋ねます。

彼の表情からして「ない」と言わせようとする流れ。

ですが、マインはその意に背き、カルステッドに対して要求。

それはボロボロになってしまった「儀式用の衣装」について。

「冬までに同じものを準備してほしい」というのがマインの要求。

それは奉納式でも使用する必要があるから。

それがなければ、神殿長の不満に繋がる事態にもなってしまうのです。

カルステッドはマインの要求を了承。

マインはさり気なく「ギルベルタ商会に注文する」ように促します。

加えて、「ダームエル」について。

彼は騎士団といえど、シキコーザから庇ってくれたいい人。

そんな彼には「手加減をしてほしい」というのがマインの要求。

カルステッドはそれも快く了承するのでした。

仕事を終えて帰ろうとすると、ルッツが血相を変えて飛んできます。

彼はマインに及んだ危険について酷く心配していました。

その心配の強さを表すようにマインを抱き締めるルッツ。

マインもまた貴族社会の怖さを知り、ルッツを抱き返すのでした。

マインの正体

その後。

しばらくマインは寝込み、治ったときには秋はもう深まっていました。

出勤すると、早速神官長からの呼び出しが。

そして有無を言わさず、マインの隠し部屋行きが決定します。

すると神官長は「ある飲み物」をマインに飲ませます。

マインが感じた味は「ほんのりな甘み」

神官長はその感想に目を見張りつつ、次は「ある魔術具」を付けさせます。

マインはそれを頭に付けると、やがて意識が遠のいていくのです。

それは神官長がマインの正体を知るためのもの。

様々のもの生み出し、本に掛ける異常な情熱の強さ。

この魔術具でマインの過去を見ようというわけ。

神官長も同じ魔術具を付け、マインの記憶を覗くのでした。

Bパート

母への思い

朧げな意識のマインのもとに神官長の声が聞こえてきます。

これから2人は意識を同調させてマインの過去を覗き見ることになります。

それは「領主にとって有害な人物か調べて疑いを解く」ため。

マインはそれに快く了承し、神官長はあまりの不用心ぷりに頭を抱えます。

そして神官長に促されるまま「行きたい場所」を思い浮かべると…

それはマインになる前に生きていた元の世界の光景。

本に埋もれて死んだせいで司書にもなりそこねてしまった人生。

マインがいの一番に向かうのは「楽園」だった図書館。

その光景に神官長は驚き、マインの本への情熱の経緯の一端を垣間見ます。

次に思い浮かんだのはマインの自宅でした。

ご飯も食べずに本に没頭するマインを諌める母親の声。

当時のマインは彼女に反抗し、本を読み続けていました。

それ以来、会うことも話すことも叶わなかった大切な人。

だからこそ、彼女に掛けるべき言葉がマインには募り募っています。

そのせいで母親への感情が昂ぶってしまい、中断せざるを得ない事態になってしまいました。

ぎゅっ

マインが涙を流して目を覚ますと、神官長もまた涙を流していました。

マインに同調したことにより、マインが抱く感情が伝わっていたのです。

落胆する神官長に歩み寄るマイン。

そして神官長に抱きつきます。

それは気分を落ち着かせるための一つの行為。

今までも同じような夢を見たときはトゥーリにしてもらっていました。

ですが、今の神官長にはそれをしてくれる人がいません。

だから、マインはその代わりになろうというわけ。

マインは今まで母親を思い出さないようにしていました。

思い出したところで会うことは出来ないから。

だからこそ、再び母親と会えたことが何よりの幸せなのです。

突き放されようと必死に離れようとしないマイン。

神官長は観念し、2人は抱き合うのでした。

なんとか気分が落ち着いた2人。

「次は母親の料理を食べよう」と魔術具を返そうとしないマイン。

しかし神官長の「本」という餌に油断し、簡単に取られてしまうのでした。

今後の対策

その後。

カルステッドはフェルディナンドのもとを訪れていました。

魔術具は領主から借りたもの。

それをカルステッドに返してもらうよう頼みに来たのです。

加えて、マインについての報告。

神官長のマインへの心配は杞憂に終わりました。

しかし、マインは高度な技術がある世界に住んでいた成人済の女性。

その知識を使い、エーレンフェストに莫大な利益をもたらそうと考えています。

それを引き出すために「周囲の誘導」が必要となるというわけ。

カルステッドは神官長が抱くマインへの想いを垣間見るのでした。

さらに、シキコーザについて。

彼の母親が騒ぎたて、神殿長からも苦情が発生中。

そこで神官長はカルステッドに策を提示します。

「マインを養女にしてほしい」と。

マインには危機を取り除く「後ろ盾と囲い込み」が必要なのです。

そしていち早く「貴族に取り込む」ために。

変わらぬ思い

マインは自宅で食事をしていました。

それはマインが来たばかりの頃に作ったスープ。

今では母のエーファもそれを完璧に会得しているのです。

マインが思い出すのは「母の料理を食べずに死んでしまった」こと。

別れだけでなく、謝罪も感謝も言えずにお別れとなってしまいました。

だからこそ、前の世界で言えなかった分、マインは今の家族に想いを伝えます。

家族団欒がそこにあったのでした。

次の季節へ

ベンノはマインに怒りを露わにしていました。

それは「上級貴族から貴族用の衣装の発注」が来たこと。

どうやらカルステッドからの話が届いた様子。

耳が痛い話もそこそこに店を後にするマイン。

誰もマインを止めることはできないのでした。

一方、絵本の印刷も再開。

みんなの協力を得て、順調に本作りのステップを上がっています。

そして神官長から出された「楽器」について。

マインの成長ぷりを見て、神官長からはお褒めの言葉が授けられるのでした。

エンドカード

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まとめ

・癒やしの儀式。

・マインと神官長の同調。

・ぎゅっ。

・神官長の企み。

・マインの家族への想い。

・3期の行方。

さいご

というわけで、本好き26話でした。


癒やしの儀式。

マインとシキコーザの差が明確に示されてしまいました。

これではシキコーザが1人で立ち上がるスキはないでしょう。

「神官長は敵に回してはいけない」というところをハッキリ見れました。

それだけに自責する姿とのギャップは大きかったですね。

あのシーンは愛らしく見えてしまいました。


マインと神官長の同調。

これこそ1話冒頭のシーンだったわけですね。

明らかとなってスッキリしました。

マインは元の世界に対し、本だけが心残りかと思っていましたが…

描写がなかったのはどうしようもなかったからなのですね。

だからこそ、今の家族への想いも強いわけと。

14話の神殿長への怒りもその部分が影響していたのかも。

…それにしても、あの魔術具はめちゃくちゃ便利ですね。


ぎゅっ。

あのシーンは胸を打たれました。

「同調」という部分が上手く影響していましたよね。

マインがそうしたいのなら、神官長もそうしたくなるのは明白でしょう。

照れくささもあったでしょうが、神官長がそうできてよかった…


神官長の企み。

利用とは言っていましたが、保護の面が強いのでしょう。

これからは平民街で住むには危険過ぎるでしょうし。

シキコーザ一派が仕返しに来るのは確実です。

となると、今の家族との関係がどうなるかですね。

神官長がそれを望んでも、マインがそれを快諾するはずはないでしょうし。

ここはかなり大きな騒動の1つとなりそうですね…

というか、カルステッドはそこまで信頼に足る人間なんですね。

神官長とは仲が良いみたいでしたし。

「騎士団長だから頼む」という以上の2人の間の信頼の強さを感じます。

彼であればマインも安全ではあるでしょうけどね…


マインの家族への想い。

思い残しがあったからこそ、今の家族に思う気持ちは強いでしょう。

マインは後悔のない人生を送ろうとしているでしょうし。

それだけに養女問題はヤバそうなんやなって。


3期の行方。

これは…どうなんだ?

あるともないとも言い切れない状態ですね。

「ある」の方が若干強いように感じますが…

続きが見たいので、是非3期の放送もやってほしいものです。


というわけで、今回はこのあたりで。


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©香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会

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