[本編まとめ]第9話 無能なナナ[感想・考察]

[本編まとめ]第9話 無能なナナ[感想・考察]

タイトル

適者生存

Aパート

攻防の決着

キララの携帯を見つけるため、ナナのポケットの中を弄ったキョウヤ。

しかし、その中からは何も出てくることはありませんでした。

キョウヤが歯噛みする一方、ナナは既で選んだ選択に安心していました。

今回の件でナナが一番悩んだのは「キララの携帯の処分方法」

キララの携帯を使ってやるべきことは2つでした。

・カオリにコンタクトケースを返した旨を伝えること。

・キョウヤと一緒にいるときにメッセージを送ること。

これが両立すると、ナナにアリバイがある状態でカオリが死ぬことになります。

これらを叶える案として、一番合理的なのはキョウヤの推理と同じもの。

しかし、ナナはキョウヤの疑惑を鑑みて、別の案を使ったのです。

「ゾンビが日光に当たって解けていく指の重さで送信ボタンを押させる。」

この方法は何よりもハイリスクではありました。

そのせいで調整をする間に2度も誤送信していたのです。

ですが、一番見返りの大きい手口でもありました。

これによってアリバイも獲得し、携帯も遺体ごと燃えてなくなったというわけ。

それでもこの案を選ぶ瞬間までキョウヤの推理のものと悩んでいました。

このギリギリの決断がナナを救ったのです。

さすがのキョウヤもこの場では自らの非を認めるしかありません。

そのせいでクラスメイトの疑いがキョウヤへと向き始めます。

一方、ナナはこの機会を利用して再びリーダーとしての信頼を高めていきます。

ナナはキョウヤに和解を求め、彼はそれをとりあえず応じることに。

彼は一晩カオリの遺体を預かり、死因の毒が何かを調べるつもり。

今回、ツメを見誤ったことにキョウヤは反省。

しかし、彼の中にはまだ引っかかったことが残っていたのでした。

ナナはリーダーとしてのポーズを見せるため、見回りと称し寮の前にいました。

足がつく可能性を恐れて、用意していた毒は処分せざるを得ない状況に。

そしてナナの懸念は「遺体を衆目に晒してしまった」こと。

事件が現実味を与え、能力者たちは警戒を強める者が現れかねません。

つまり、能力者の始末にも一層警戒して行う必要があるというわけ。

1人考え込んでいると、そこに現れたのはミチル。

彼女はナナの行動に感激し、役に立つためと代わりの見張りを名乗り出ます。

その意思に感謝してナナはうたた寝を始めることに。

ナナにとってミチルは妙な女の子。

しかし、彼女が人類の敵であることは確か。

どういう人間であるかはナナが決めることではないのです。

「人の心、読めるんですよね?ではなぜ今まで気づかなかったんだ?」

ミチルの声で目を覚ますと、カッターナイフを首に当てられていたのでした。

Bパート

ミチルの異変

不意のミチルの行動に動揺するナナ。

しかし、彼女は淡々と「本当の能力」について尋ねてきます。

ナナはミチルの一瞬のスキを突き、手を捻り上げて難を逃れます。

それでもミチルは、ナナの能力を強引にでも聞き出そうとしてくるのです。

「ミチルちゃんがナナを陥れようとしているなんて誰も思わない。」

他の生徒がやってきてミチルは一旦手を引くことに。

「明日からもいつもどおり仲良くしましょうね!」

笑顔で去っていくミチルに対し、ナナは歯ぎしりをするのでした。

翌日。

ミチルはプレゼントとして小さな箱を持って現れます。

曰く、中身を心の声を呼んで当ててほしいとのこと。

「疲れてるから」とナナは誤魔化しますが、ミチルが諦める様子はありません。

もちろんナナには中身を察することさえもできません。

それでもミチルの目的だけは分かります。

「ナナの能力を暴いて信用を落とすこと」だと。

ナナは紙とペンとテープを使い、細工を始めるのでした。

昼休み中。

キョウヤは殺人が続くこの異常事態への対応について教師に直談判。

実際に生徒たちの何人かは自衛のために登校を控えている人もいるのです。

…が、教師には打てる手立てはないのでした。

キョウヤが教室にやってくると、ナナにプレゼントの中身を尋ねるミチルが。

ナナは「教室にたくさん人がいるから声を聞き分けられない」と誤魔化します。

他の生徒たちを背後に、ナナに対して疑問を向け始めるミチル。

そこでナナは「一番強く聞こえる声」から推察して当てることに。

ナナの答えは「メッセージカード」

しかし、その本当の中身は「入浴剤」でした。

ナナの信用を落とそうとするミチルですが、ナナは言葉を続けます。

「本当に聞こえているんです、『ナナしゃん大好き』って。」

ナナの言葉がよく理解できるのはミチルの背後の生徒たちでした。

実は誰かのイタズラでミチルの背中に張り紙が貼られていたのです。

そこには「ナナしゃん大好き」と書かれていました。

つまり、これを見た生徒たちの心の声をナナは聞いたというわけ。

文字が見えないのに当てられたということは、能力が機能しているということ。

生徒たちはナナの能力を疑う余地はありませんでした。

もちろん、張り紙を張った犯人はナナだったのです。

彼女はミチルの次の手を待ち受けますが、ミチルはここで一旦手を引くことに。

一方、キョウヤはイタズラの犯人について気になる様子。

ですが、彼には昨夜の失敗が響いていました。

信用を回復するためにも、この場は大人しくしておくことに。

放課後。

海を眺める崖にやってきたナナをミチルは追ってきました。

彼女の目的は「昨夜の続きをする」ことです。

ナナはそれを行う前にミチルに尋ねます。

「本物のミチルちゃんはどこに?」

昨夜、ナナがミチルの手首を捻り上げたことで怪我をしています。

しかし、能力があるのに今の彼女は怪我を治していないのです。

このことから「変身能力」でミチルに化けていると見つけたのです。

彼女はナナが無差別殺人犯だと知っていました。

その上で、ミチルの気遣ったナナに興味を抱き始めていたのです。

するとついに能力を解いてナナに伝えます。

彼の名前は「橘 ジン」

曰く、生徒たちの先輩にあたる能力者でナナと取引したいとのこと。

本物のミチルは飲み物に睡眠薬を盛って寝ていたのでした。

橘 ジン

ジンがナナを連れてきた場所は海の近くの洞窟の中。

曰く、人の食事がしたくなったときたまに来ているとのこと。

ジンはナナの凶器である毒針についても承知済み。

それだけでなく、ナナを断罪するカードを数枚持っているのです。

今の彼の問題は卓に適切なディーラーがいないこと。

そのカードを誰に見せれば勝利が得られるかが分かりません。

このことについて、ジンは「5年」も悩み続けているのです。

つまり、彼は5年前の事件の生き残り。

彼とユウカが掘り起こしたゾンビとは同年代の友人でした。

能力は「あらゆる動物に変身する」こと。

ジンは猫や鳥に変身してナナを監視し続けていたのです。

とはいえ、ナナはジンに対する疑いを拭うことなどできません。

そこでジンは先に腹を見せることに。

一方、キョウヤはカオリの死因となった毒を調査していました。

毒を抽出した植物の特定にまでは至ることができました。

しかし、毒を抽出することは並大抵のことではありません。

つまり、ナナはそれが出来たというわけ。

キョウヤはミチルへの警戒がより一層強まったのでした。

「誰よりも自分は優れている。」

5年前、能力を持った生徒たちは自然と殺し合いを始めました。

最初の犯行は「自分が一番強い」と自負した少女でした。

彼女は好きな人に告白してフラれた腹いせに彼を殺したのです。

さらに彼女は殺され、彼女を殺した子もまた殺され、その子もまた殺された。

「強い人ほど恐怖をばら撒く」という思いが殺人へと導いたのです。

そのうちに数人のグループに分かれて争いを開始。

「敵は人類の敵に操られている」と妄想を始めていたのです。

そのグループの根城の1つが寂れた山小屋だったというわけ。

抗争は劇化し、学校側も争いを予期していたように撤退。

それに追いすがる者もいましたが、全員射殺されてしまいました。

つまり、彼らと能力者の間では和平は訪れなかったのです。

「能力者の間には明確なパワーバランスは選定されにくい。」

対立していたグループのリーダーの能力は「時間停止」「未来予知」

互いが最強だと自負しつつ、相手に対して恐怖を抱いていました。

「いつの世でも生き残るのは、強い者ではなく変わっていける者。」

そんな彼らではなく、唯一生き残ったのはジンでした。

最後の仲間が死んだ後、唯一の親族である祖母のもとに返りました。

…が、既にジンは人類の敵と戦って死んだことになっていたのです。

さらにジンが生きていると困る人間がいた。

それゆえ、彼は祖母に別れを告げて度に出ました。

その後、再び真実は伏せられた上で能力者が島に集められたのです。

「殺し合いの背景には国家的な陰謀も背景にあったに違いない。」

そう考えたジンは解決するために再び島に戻ってきました。

するとそこにナナという異物が混じっているのを見つけたのです。

とはいえ、ナナを告発するにはジンが顔を出す必要があります。

つまり、生きていると困る人にそれが伝わる可能性がある。

混乱を及ぼした結果、5年前と同じ殺し合いさえも起こりかねません。

円満解決に必要なのが「ナナが殺人の動機を語ること」なのです。

ジンは「取引」を持ちかけます。

ナナが動機を語る代わりに、しばらく泳がせてあげようというわけ。

もちろん断れば、ナナの殺害は免れることは出来ません。

ナナはそれを了承しながら、「お互いに対等な立場に有りたい」と零します。

すると突然、ジンは苦しみ始め、倒れてしまったのです。

それはナナがジンの飲み物に仕込んでいた毒のせいでした。

動きを止めたジンをよそに、ナナは端末で委員会に報告しようとします。

…が、それをキョウヤが取り上げてきたのです。

それだけでなく、ミチルもまたそこにいました。

2人ともが偽物、その正体はジンでした。

彼はナナを油断させた上で、その秘密を探ろうとしたのです。

そして彼は「他人になれる」能力者。

それは姿形だけではなく、その人の能力までコピーすることができる。

つまり、能力者の数だけ彼は能力を使うことができるというわけ。

その力を使って抗争を生き抜いてきたのです。

ナナは彼こそが本物の人類の敵であると認識するのでした。

エンドカード

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さいご

というわけで、無能なナナ9話でした。


攻防の決着

ナナがこんなところで転ぶなんて思っていませんでした。

かなり動揺していたことで意思は揺らいでいましたが…

こんな困難を乗り越えられるなんて、やはり只者ではないですよね。

もうナナが無能力者なんて思えません。

彼女は一般人ですか?詐欺師ですか?

でも仕掛けを作ってるときに誤送信しちゃうのかわいい。


ミチルの異変

この展開はびっくりしました。

本当に裏の顔を持っていたのかと…でもかわいい。

ナナが意識を失ったところで入れ替わったんでしょうね?

それもナナが気付かないほどの鮮やかさとは…

キョウヤの何倍も危険な存在なのでは?


橘 ジン

ひとまず5年前の事件が明らかになりましたね。

当時はナナみたいな人がいなかったのは本当なんでしょうかね?

さりげなく小さな火種を置いた人がいてもおかしくなさそうですが。

そもそもジンの話もどこまで本当かは分からないですしね。

2グループに分かれてましたが、その戦いを彼は高みの見物をしていたのかも。

生き残った方を始末するぐらいのことはやってのけそうな気がします。

生きていると困る人がいる、ってのは確かでしょうね。

これは委員会に繋がる誰かでしょうか。

能力者の島送りを決めた組織な感じはしますよね?

政府関係者っぽい気はしますが、はたして。

前回ラストもそうでしたが、今回も気になるピンチの場面での締め。

次回も手に汗握る展開が思う存分見られそうです…


https://munounanana.com/

©るーすぼーい・古屋庵/SQUARE ENIX・「無能なナナ」製作委員会

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