[ストーリー要約] 魔女の旅々

[ストーリー要約] 魔女の旅々

魔女見習いイレイナ

旅日記「ニケの冒険譚」を読んで、旅をする魔女になることを志したイレイナ。

しかし優秀であり過ぎるがゆえに、どの魔女も弟子には取ってくれなかった。

そんなとき、現れた1人の「フラン」という魔女に弟子入りを志願し、成就。

彼女とともに魔女になるための日々を送り始める。

だが、フランはどこかのらりくらりとしており、無味乾燥な日々が続く。

物事が動き出したかと思いきや、こてんぱんに打ちのめされてしまう。

母親がイレイナに挫折を味わわせるため、フランにそう依頼していたのだ。

彼女の思いを知り、あらゆる経験を積んで魔法使いになるための日々を送る。

その1年後、フランとの戦いに勝利し、魔女になることができた。

そして母親に「日記帳」を渡され、イレイナは旅へと旅立つのだった。

ニケのように日記を付け、いつかイレイナの物語を聞かせてほしい。」

魔法使いの国

魔法使いの国で、イレイナは1人の魔道士「サヤ」とぶつかってしまう。

そのせいで魔女の証であるブローチをなくしてしまった。

そんな彼女にサヤは「魔女見習いの修行をつけてほしい」と懇願。

イレイナはブローチが見つかるまでの間、それを受けることを了承する。

とはいえ、彼女は修行をつけるまでもないほどの力を持っていた。

サヤとの日々を送る中、ブローチを持っていたのがサヤであると判明。

彼女は1人で暮らす生活が寂しく、イレイナに目をつけたのだ。

「1人は辛くても、何かを成し遂げるときは孤独じゃないといけない。」

心を憂うサヤをイレイナは優しく諭すのだった。

その6ヶ月後、イレイナは旅先でサヤが魔女になった報せを見たのだった。

花のように可憐な彼女

旅の途中、イレイナは花畑で1人の少女と出会う。

彼女は「イレイナが向かう国に花束を届けてほしい」と頼んだ。

イレイナはその申し出を受けるが、到着した国の門番に止められてしまう。

曰く、花束には魔法を扱えない人間の心を狂わせる魔力があるとか。

花畑に吸い寄せられた生物は皆、養分となってしまうのだ。

そのせいか、門番の妹も行方不明になっていた。

事情を知ったイレイナは花束の焼却を了承。

しかし嫌な予感を感じ、翌日にその花束へと向かった。

すると、そこには先日の門番が妹を探して花畑へとやってきていた。

妹は既に花畑の養分となり、門番もまた同様になりゆく姿。

そこを立ち去る最中も、次々に人々が花畑に吸い寄せられていたのだった。

瓶詰めの幸せ

旅の途中、イレイナは「エミル」という少年と出会う。

彼は使用人の「ニノ」のため、瓶の中に「幸せ」を集めていた。

彼女は奴隷として買われた身なので、外の世界の様相をあまり知らないのだ。

エミルの父にキツく当たられるニノを慰めるため、エミルは瓶をプレゼント。

それによって、ニノは「外の世界が多くの幸せで満ちている」ことを知った。

そんな彼らの姿を見た後、イレイナは1つの物語を思い出したのだった。

病気で家から出られない妻のため、夫が旅をして綺麗な景色を複製して持ち帰る。

夫が見せた綺麗な景色は、身動きが出来ない妻を却って絶望させてしまった。

民なき国の王女

人の姿も見えない滅亡寸前の国へとやってきたイレイナ。

そこの王宮で、記憶喪失となった王女「ミラロゼ」と出会う。

曰く、この国の中には「ジャバリエ」という化け物がいる。

彼は国や人々を滅ぼし、最後の1人であるミラロゼを探し求めているとか。

イレイナはミラロゼの準備を手伝い、ついにジャバリエ討伐の時。

その戦いの中でミラロゼは記憶を取り戻し、そして…

「さようなら、お父様。」

ミラロゼは料理人との身分違いの恋をしたが、王は彼とその子どもを処刑。

そこで王に仕返しをするため、自ら王をジャバリエへと変身させたのだ。

「意識があるままに、自らの意思とは関係なく国民を殺させるために。」

その後、ミラロゼは既にいない料理人とともに王宮で幸せに暮らすのだった。

王立セレステリア

王立セレスティアの「魔法学校」に立ち寄ったイレイナ。

そこで、なぜか生徒たちによって捕まりそうになってしまう。

実はそれは生徒たちの教師となったフランによる課外授業の一環だった。

イレイナは久々の師匠との日々を堪能したり、生徒の特別講師を担う。

とはいえ、別れの時間もやってきてしまう。

寂しい別れをすることを嫌ったイレイナは見送りを受けずに国を出ようとする。

…が、フランや学生たちは盛大にイレイナを見送りに現れた。

「見送る側が出来るのは、笑顔で送り出すことだけだから。」

イレイナは笑顔で別れ、次の国での出会いを期待して旅立つのだった。

正直者の国

「国王が持つ剣の結界により、領土内では嘘を付けない身体になる。」

そんな正直者の国のなかで、イレイナは魔女となったサヤとの再会を果たす。

彼女は「国を元に戻す」という依頼を受けてやってきたのだ。

本当のことしか言えないせいで、国民も頭を悩ませていた。

依頼者エイヘミアとともに、とんちで王宮へと足を踏み入れた2人。

そして3人の力で王を諌め、ついに結界を解くことに成功する。

その後、サヤはイレイナにネックレスをプレゼントし、再会を誓うのだった。

旅人が刻む壁

隣り合う二国は仲が悪く、関わり合わないように壁を築き上げた。

しかし、その国の役人は壁に対して「味気なさ」を感じていた。

そんな国に「ニケ」が訪れ、1つの妙案を授ける。

「訪れた旅人にこの国の素晴らしさを文字で刻んでもらう」こと。

それに納得しない役人には、ニケは決定打を与える。

「壁の向こう側にはすでに多くの旅人が訪れた跡があった。」

その後、ニケは逆側の国へと向かい、同じことを繰り返した。

おかげで、二国の壁に旅人が文字を刻む風習が出来上がった。

時は過ぎ去り、その国に依頼を受けてやってきたのはサヤ。

曰く、旅人が文字を刻む風習が下火であるため、新たなアイデアがほしいと。

「国の壁を作ったのがあなたたちなら、あなたたちのためにあるべき。」

そう考えたサヤは、旅人だけでなく国民も気持ちを壁に刻むことを提案する。

その国での依頼を受けたサヤは、逆側の国での依頼へと向かったのだった。

その後、期待に胸を膨らませてその国へとやってきたイレイナ。

彼女はニケのこのエピソードが好きで、どちらが優秀かを見ようとしていた。

…が、あったはずの壁は既に取り壊されてしまっていた。

曰く、国民が文字を刻み始めたが、恥ずかしい思い出になってしまったと。

それを疎んだ国民たちの手によって取り壊されてしまったのだ。

結局、元々は1つの国であるため、優劣に差はなかった。

「この結末まで考えて案を繰り出したのかもしれない。」

ニケの考えに思いを馳せるイレイナは、壁の瓦礫に刻まれた文字を見つけた。

「イレイ…」

ぶどう踏みの少女

初めてのお酒を美味しく飲むため、こっち村へとやってきたイレイナ。

そこではあっち村とぶどう酒作りを競い合っていた。

しかし、あっち村の方が売上は上。

その要因は「少女にぶどう踏みをさせていた」からだった。

イレイナはこっち村でそれを手伝うも、一日で出来た量はごく僅か。

違和感を抱いたイレイナはあっち村へとスパイに向かう。

すると、ぶどう踏みをしていたのは少女ではなく、村の青年ばかりだった。

まんまと騙されてヒートアップしていくこっち村の村民。

そのせいでぶどうの投げ合いが開始。

喧嘩に終止符を打ったのは、ぶどう酒で酔っ払ったイレイナだった。

その後、毎年村ではぶどう投げ祭りが始まり、村も1つに合併したのだった。

切り裂き魔

街の至るところに人形が並ぶ異様な光景。

その中において「女性の『命』を狙う切り裂き魔」が跋扈していた。

イレイナが立ち寄ったのは「人形屋」。

しかしどれも気味悪く、手に取らずにその店を飛び出していく。

翌日、気づくとイレイナは女性の命と呼べる「髪」が短くなっていた。

調査にあたっていたシーラとともに事件を調査。

すると、人間の髪の毛を植え付けた人形を発見する。

曰く、そのような人形が出品される闇オークションがあるとか。

会場に乗り込むと、そこにいたのは切り裂き魔もとい人形屋の主人。

彼女が魔法を使い、イレイナの髪の毛もくすねていたのだ。

「喜怒哀楽の全ての表情を見たいから。」

イレイナとシーラは彼女を捕縛し、髪も元通りになるのだった。

遡る嘆き

時計卿ロストルフで金欠になったイレイナはある仕事をすることに。

内容は「過去の世界へのお供をする」こと。

依頼人の魔女「エステル」の幼馴染「セレナ」「2丁目殺人鬼」

彼女は両親を殺され、親戚のもとでも虐待を受けて世界を憎んでしまった。

そのせいで次々に人を殺して殺人鬼になってしまったのだ。

エステルが彼女を処刑したが、そうなってしまった過去を憂いている。

つまり、両親を殺される前に助け出し、セレナを救おうというわけ。

イレイナはエステルの意思を了承し、ともに10年前へと向かう。

…が、そこにいたのは両親や、エステルにまで手に掛けようとするセレナの姿。

元々彼女は両親から虐待を受けており、既に曲がってしまっていたのだ。

エステルがやっていたことは無駄であり、セレナは友達ではなく人殺しだった。

そんな彼女の強い恨みから、セレナを殺そうと立ち上がった。

イレイナは止めようとするが、自らの記憶を魔力に変えてセレナを殺してしまう。

現代に戻ったイレイナは無力感に苛まれ、心が荒んでいくのだった。

二人の師匠

フランはイレイナの師匠であり、シーラはサヤの師匠。

2人は同じ師匠のもとに育った魔女だが、出会った当初はとても仲が悪かった。

ある日、3人が立ち寄ったのは「クノーツ」という街。

そこでは強盗団により、魔法使いの排斥活動が行われていた。

この事態の収拾に対し、師匠は2人に仕事を丸投げしてしまう。

「しくじったら破門」という条件に対し、互いを破門にしようとやる気漲る2人。

しかし、互いに足を引っ張り合うばかりで、なかなか上手くいかなかった。

そこで2人は互いに潜入調査を行い、見事強盗団を一網打尽に。

その中で2人は和解をし、今では魔女となってすっかり仲良くなったのだ。

一方、イレイナはニケファン聖地であるクノーツに向かっていた。

そこはニケの弟子「フーラ」「シレン」の友情が芽生える場所だから。

二人の弟子

イレイナはクノーツにて「強盗団が復活した」という報せを耳にする。

一方、サヤもまた依頼で小箱を届けるためにクノーツに訪れていた。

実はそれは強盗団のボスによって為された偽の依頼だったのだ。

そんな最中、妹の「ミナ」と再会を果たす。

彼女は強盗団の調査にあたっていた。

この事態の中、強盗団のボスはイレイナとサヤに魔法道具を使用。

それによって、イレイナとサヤの中身だけが入れ替わってしまう。

そのせいで、イレイナはサヤの運んでいた小箱を開封。

それが不幸を呼び、街中が大混乱に陥ってしまう。

2人は合流し、この緊急事態の収束にあたることを決心。

強盗団のアジトへと乗り込み、いとも簡単にボスを捕まえる。

その後始末にあたってくれていたのが、フランとシーラだった。

その時、ようやくイレイナは2人がニケの弟子であると知った。

2人がニケの弟子であることは、イレイナにとってニケの正体は母だと明白。

しかし、その現実を受け入れることは出来ない。

「なにかに気付いてしまったら、自由の旅が終わってしまうかもしれない。」

憂うイレイナにフランは優しく諭す。

「影響を与えた人間が誰であっても、それに気付いても変わらないだろう。」

その言葉で立ち直ったイレイナは再び新たな一歩を踏み出す。

「私はこれからもただの灰の魔女、ただの旅人でありたい。」

ありとあらゆるありふれた灰の魔女の物語

「あなたの願いを叶える国」へとやってきたイレイナ。

そこにいたのは、15人の別々の性格をしたイレイナだった。

そのうちの1人「粗暴イレイナ」が国の中で暴れ回っていたのだ。

曰く、時計卿ロストルフで誰も救うことが出来なかったから。

彼女は10年前の過去の惨劇を見てきたイレイナだった。

粗暴にとって、そのような思いをせずにいる自分を許すことができないのだ。

心を荒ぶ粗暴に主人公イレイナは自分たち全員が抱く願いを告げる。

「旅の中で選択しなかった、別の可能性を歩む自分に出会いたかった。」

誰もが別の自分に憧れていたのだ。

粗暴と和解し、全てのイレイナが書き綴った旅物語を披露し合う。

そのとき、これをまとめて本にすることを決心する。

題名は「魔女の旅々」

イレイナは新たな出会いを求め、旅立っていくのだった。

アムネシア

ある国でイレイナにて、1人の少女とぶつかってしまう。

その拍子に2人は互いの旅日記を取り違えてしまったのだ。

そんな彼女「アムネシア」とともに旅をするのは、また後の話なのだった。


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© 白石定規・SBクリエイティブ/魔女の旅々製作委員会

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