[感想・考察]第1話 魔王学院の不適合者[ネタバレあり]

[感想・考察]第1話 魔王学院の不適合者[ネタバレあり]

タイトル

1話 魔王学院の不適合者

アバン

魔王を育てる教育機関

2000年前の神話の時代に、神々すら殺す魔王と恐れられた男がいました。

そして現在。

「デルゾゲート」は、魔王の血を引く者を新たな魔王に育てる学院です。

今年は魔王が崩御してから2000年。

この年に始祖たる魔王が生まれるとされているのです。

その世代を「混沌世代」と称し、そんな彼らが入学予定というわけ。

新たな魔王が生まれ変わることを、魔界の住民たちは待ち望んでいるのです。

そして入学試験の案内が各所に届けられるのでした。

Aパート

青年の実力

試験当日。

「ミーシャ・ネクロン」は父親に大声で見送られ、デルゾゲードへと向かいます。

しかし他の受験生に押されて受験票を落としてしまいます。

それを拾ってくれたのは1人の青年でした。

彼もまた受験生で、両親からの盛大な見送りを受けていました。

2人は学院内に入ろうとすると、1人の受験生が喧嘩を吹っ掛けてきます。

彼は「ゼペス・インドゥ」、闇の炎を操ることが出来ます。

しかしその青年は一息で闇の炎を消化し、「待て」という言霊で動けなくなるするのでした。

入学実技試験

入学実技試験は「受験生同士の決闘」

敗者は不合格となり、5人勝ち抜きで適性検査後に入学許可を得られます。

どちらかが行動不能になったところで勝敗は決します。

青年の対戦相手となったのは先程のゼペス。

彼は「反魔の鎧」を着用しており、どんな魔法も防ぐ事が出来るスグレモノ。

さらに武器として「皇族」のインドゥ家に受け継がれてきた「魔剣ゼフリード」を使用。

使用者の魔力を十数倍にも増幅してくれる武器なのです。

ゼペスは炎を纏った魔剣で攻撃を開始。

しかし、先と同じように青年は一息で炎を消してしまいます。

青年は「同じ立場で争うのが間違い」とし、ハンデとして「何もせずに倒す」ことを宣言。

すると突然、ゼペスの体中から血が吹き出し始めます。

青年がゼペスを攻撃したのは「自らの心臓の鼓動」だったのです。

圧倒的な不利な状況に陥っても負けを認めようとしないゼペス。

青年に「ギブアップさせてみろ」と吹っかけます。

青年はそれに乗じ、強制の魔法を使わずに降伏させることを宣言。

その勝負の契約を行い、勝敗についての約束が行われます。

いまだ余裕なゼペスですが、青年は彼の目の前で指をぱっちん。

するとゼペスは瞬時に身体が吹き飛んで死んでしまいます。

青年は続けて「蘇生の魔法」を使用。

それを繰り返すことで何度もゼペスに死の苦しみを味わわせます。

我慢の限界を迎えたゼペスは涙を流しながら敗北宣言。

その様子を歯噛みしながら見ていた1人の男性がいたのでした。

Bパート

魔力測定と適性検査

入学実技試験が終了し、魔力測定の時間。

水晶に手を当てると魔力量が自動的に浮かび上がるシステム。

ミーシャは「10万246」という、人並み外れた高い魔力量の持ち主。

一方、青年が水晶を触ると壊れてしまい、示された魔力量は「0」

ですがそれをミーシャは「魔力量が強すぎるから」と見抜きます。

それは彼女の「魔眼」の能力の1つなのです。

次は適性検査。

それぞれが別々に「暴虐の魔王を基準とした知識の質問」を解答します。

1問目は「名前を呼ぶことさえ恐れ多いとされている始祖の本名について」

青年は淀むことなく「アノス・ヴォルディゴード」と答えます。

青年が検査を終えて外に出ると、ミーシャが待っていました。

そんな彼女とともに合格祝いに青年は家に招待。

青年は「転移の魔法」を使って、ミーシャとともに家に前に瞬時に移動。

ですが、その転移の魔法は「神話の時代に失われた」とされる魔法なのでした。

優しさ

青年が家に帰ると、母「イザベラ」が待ち受けていました。

合格の報せを聞くと大喜び。

青年は生まれてからたった1ヶ月で学院の合格にまで至ったのです。

さらにミーシャを「お嫁さん」と勘違いし、父「グスタ」と感涙を流します。

夕食は青年の大好きなキノコグラタン。

ですが、イザベラとグスタが気になるのはミーシャばかり。

ミーシャは青年の「優しさ」から今に至っています。

彼の優しさはイザベラもよく知っていること。

本当は青年は1人でこの国「ディルヘイド」に来るつもりでした。

ですが、寂しがる両親のために一緒に連れてきてくれたのです。

そんな賑やかな晩餐をミーシャは堪能するのでした。

晩餐を終え、青年はミーシャを見送り。

賑やかな食卓でしたが、ミーシャにとっては慣れっこなこと。

実は見送りに来ていた男性は父親ではなく親代わり。

実の親は多忙なのです。

そんな彼と姉との騒がしい食卓を毎日経験しているのです。

頻繁にミーシャを気にかける青年を前に、ミーシャは「優しい」と一言。

青年にとってその言葉を言われたことは全くありませんでした。

なぜなら、今までは悪意の対象としてしか見られていなかったから。

とはいえ、それが自分のせいだと承知しつつ過ごしていたのです。

その話を聞き、ミーシャは青年の頭をなでなで。

青年は両親に「ミーシャは交友だと訂正する」ことを決心するのでした。

VSリオルグ

そんなとき、「創造魔法」で2人の周りに建物が出現。 

そこに現れたのは魔大帝の「リオルグ・インドゥ」とゼペス。

リオルグはゼペスの兄です。

兄の威を借りて威張るゼペスですが、リオルグの怒りは彼にもありました。

彼はインドゥ家の名を汚したとしてゼペスを殺害。

彼の目的は「魔王の純血が侮辱されたままではいられない」から。

ゼペスの敵討ちなど毛頭ありませんでした。

青年は「魔王に血の濃さは関係ない」と嘲笑。

リオルグはそれを「軽視」と取りますが、青年は答えます。

「俺が俺を語ることが、なぜ軽視したことになる。」

リオルグは怒り、周囲に取り囲んだ使いとともに魔法を使用。

ですが、魔法陣が暴走を始めて全員自爆してしまいます。

それは青年が「少し威嚇した」だけのこと。

リオルグたちの魔力は青年の魔力の差を前に、怯えて暴走してしまったのです。

それでも負けを認めないリオルグは皇族のみが使える禁呪「起源魔法」を使用。

ですが、それさえも青年を傷つけることは出来ません。

起源魔法とは始祖の力を借りて放つ魔法のこと。

そして起源そのものに影響を与えることは出来ないのです。

それの影響がないということは、青年の正体は…

青年はリオルグの意思に免じてチャンスを与えることに。

まず、ゼペスをゾンビとして蘇生させます。

ゾンビは絶大な魔力を得ることができます。

しかし代償として、殺された憎悪と痛みに苛まれ続けてしまうのです。

青年のチャンスとは「見下していたゼペスと共闘させる」こと。

たとえ正気を失っていたとしても、互いが家族なら思いやるべきだから。

しかし、ゼペスは増幅し続ける憎しみからリオルグを殺そうと詰め寄ってきます。

「弟の名を呼べ」という青年の促しに、ついにリオルグは「ゼペス」と呼びます。

…が、その声は届かず、2人は死んでしまうのでした。

「全く世話の掛かるやつらだ。」

青年は2人の絆の弱さに呆れつつも、2人を蘇生させます。

青年に正体を問うリオルグ。

彼は帰ってきた暴虐の王「アノス・ヴォルディゴード」だったのでした。

Cパート

不適合者

アノスとミーシャに学院初日が訪れます。

アノスに対し、学院中の生徒からの視線が注がれていました。

それは制服に付いている「印」が起因となっていました。

魔力測定と適性検査の結果を表し、多角形の頂点が増えるほど優良という評価。

アノスの印は多角形どころか「十字」となっています。

それは魔王学院始まって以来、初めての「不適合者」を表す印だったのでした。

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まとめ

・アノスとミーシャ。

・イザベラとアノス。

・ミーシャの家柄。

・ゼペスとリオルグ戦のアノス無双。

さいご

というわけで、魔王学院1話でした。


アノスとミーシャ。

トントン拍子で仲良くなっていきましたね。

2人の血としての運命からそうなると決まっていたのかもしれない…

なんというか、2人は歪なのに綺麗に噛み合っている感じありますね。

多角形のマーク作るミーシャ好き。


イザベラとアノス。

イザベラママはテンション高いですね。

アノスが生まれてまだ1年なんですよね。

子どもへの溺愛はまだまだ解消されることはないのでしょう。

なんというか微笑ましい姿でした。

イザベラさんはアノスが始祖だと知ってるんでしょうかね。


ミーシャの家柄。

ここはどこか闇がありそうな雰囲気。

今は姉と親代わりの男性と3人暮らしなのかな?

魔力の才能もあるみたいですし、優秀なお家柄なんでしょうか。


ゼペスとリオルグ戦のアノス無双。

負ける気せーへん。

負け筋が全く見えません。

最後の兄弟の云々についてはなにかありそうですね。

適性検査の質問にも「どちらを選ぶか」ってありましたし。

その可能性を信じたからこそのチャンスだったんでしょうね。

2000年前に何があったのか、とても気になります。


というわけで、また次回。


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©2019 秋/KADOKAWA/Demon King Academy

魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ (電撃文庫)
秋(著), しずま よしのり(イラスト)
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