[第二節]レディ・ライネスの事件簿を振り返ってみよう[ネタバレあり]

[第二節]レディ・ライネスの事件簿を振り返ってみよう[ネタバレあり]

今回は「レディ・ライネスの事件簿」の第二節です。

前回を見てない方はそちらから見ていただければと思います。


<第二節>

前の節ではロード・エルメロイII世の死体を見つけたことにより、
自分たちと世界の異変に気づいた。

そこで未だ戻らない記憶を取り戻し、
ロード・エルメロイII世を殺した犯人を突き止めるため、
ライネスとともに動き出したのでしたね。

世界が以前と変わってしまった風景。

何がなんやらわからない私たちの元に地響きが届きます。

すると姿を表したのは。

私たちよりはるかに大きい巨人。

彼女は楽しそうに歌います。

巨人「パッチワーク・ロンドン!

パッチワーク・ロンドンだよ!」

巨人「ここはおとぎ話のパッチワーク!

皆が幸せ! 皆がいつだって笑ってる!」

この世界と無関係ではなさそうな彼女に声を掛けると、
彼女は「バニヤン」と名乗ります。

そこでライネスはロード・エルメロイII世のダイイングメッセージである、
「M」に心当たりが無いか尋ねると、渡りに船、あると答え、
その場に連れて行ってくれると言います。


彼女に連れられ辿り着いた場所は、

「博物館」つまり「Museum」です。確かにMです。

そこには金髪の男性と少女の姿が。

二人の姿を見ると私は迷子状態の頭の中から、
靄のかかったピースを見つけ出します。

それは金髪の男性、「坂田金時」とともにロンドンで共闘した記憶。

それは少女、「ジャック・ザ・リッパー」と対峙した記憶。

しかし彼らは私とは面識がないようで、そのときとは別の彼らでした。


彼らは探しものをしているといい、私たちに依頼します。

事情を聞くと友達が行方不明だと言いますが、
その友達が誰かは分からないと言います。

よく分からない状態ですが、
元あった状態からそこだけ抜けているような感じ。

また捜そうにも博物館の中は邪魔がいて、キリがないと。

ここでライネスは依頼を承諾。

彼女はまた彼らとここで会ったのは偶然ではなく、
何かの縁がある、と考えているようです。

そこに博物館の中から「邪魔」が登場。

今まで戦闘はライネス任せでしたが、
手に入れた「トランク」を使用し、使い魔、サーヴァントを召喚。

ライネスとともに撃退します。

中はとても広く、
ライネスは、大英博物館の半分ぐらいの敷地と言います。

大英博物館は現在約800万点の展示物があり、
真面目に鑑賞したら一週間あっても回りきれないんですって。

探索中に彼らに話を聞くと、
彼らは「はぐれサーヴァント」であると言います。

サーヴァントには一般常識が通用しません。

密室なんて無いようなもの。壁をすり抜ければいいんです。

だから事件の探索者として探るべきなのは、

なぜやったか(ホワイダニット)であります。

これは人間も魔術師もサーヴァントも変わりはなく、
また正義も悪も重要視するのです。

つまりここでは誰がどうやって行方不明になったかではなく、
なぜ行方不明であるのか、ということだけを考えればよいのです。

話も終わり、探索に専念。

ひと通り見て回りましたが、お尋ね人は発見できません。

そこでライネスは尋ねます。

誰かがいなくなったと気づいたのはどういうタイミングであったかと。

しかし彼らはそれも全く覚えてないと答えます。

彼女はその質問で何かに気づいたようで、
私と二人だけで探索に向かいます。

そこでトリムマウに声を掛けるライネス。

彼女はトリムマウに命じて隠し部屋を探してもらっていたようですが、
その類いは見つからなかったとトリムマウは報告。

それを聞きライネスは一直線へある場所へ向かいます。

そこは図書室。

私がライネスを見ていたらなんと、
首が曲がっちゃいけない方向に…

(画像ではちょっと陰ってるだけですが曲がってるんです)

彼女曰く、できそうだからやったらできたと言います。

続けて、尋ね人はそこだ、と本棚を指差し、
指定された本を引っ張り出してみると…

本から女の子の声が!

これがサーヴァントの姿だったのです。

そこでまた彼女とのデジャビュの光景が浮かび上がります。


彼女はナーサリー・ライム。

正確な名前はアリス(わたし)です。


と、現実の本も人間の姿に変化します。

ナーサリーは喋れて動けたことも忘れていたと言います。

そんなことライネスは織り込み済み、説明を始めます。

ライネス「なぜずっと隠れていたか、そんなのは決まってる。」

ライネス「三人とも、誰がいなくなったか忘れていただろう。

しかも、忘れたタイミングも分からないときた。」

ライネス「隠れた相手にも、同じことが起こっていたらどうだ。」

→あっ!

 自分が誰か、忘れてしまう……

ライネス「答えに至ったようだね。

私たちも記憶喪失で、ちょっと似た感じになってたしな。」

ライネス「で、バニヤンみたいな巨人がいるのだから、

いなくなった相手も、特殊な能力があるのだろう。」

ライネス「そうすると、博物館でいなくなったのが間違いか、

博物館でぼんやりしてるけど見つかってないか、だ。」

ライネス「隠し部屋とかの可能性ももちろんあったんで、

トリムマウに探らせたがその形跡はなかった。」

ライネス「そうすると、透明人間だとか、別の何かに化けてるのが

定番だろう。」

ライネス「だから、びっくりするようなジェスチャーを

取ってみたわけさ。」

ナーサリーは本として誰かを探すジャックたちを見ていましたが、
私たちと同じように記憶を失っていたため、
自分自身が人間になれるだなんて思いもしませんでした。

自分を探しているとさえ思いもしなかったでしょう。

ナーサリーは自分を探していた仲間の元へ向かっていきました


私たちは事件を解決し一息ついていたところ、
ナーサリーがいた本棚に紙片が挟まっているのを発見。

書かれているのは「Mnemosyne」――ムネーモシュネー――記憶――と。

それを見たライネスは思い出します。

彼女はサーヴァント、召喚された人間を器として、英霊を憑依させたと。

つまり疑似サーヴァント、英霊を自身の体に憑依させています

また私にも記憶が戻ります。


そこはカルデア。私がいた場所。

今まで積み上げてきた冒険の数々と仲間たちの顔…

私はカルデアの人類最後のマスターであることを思い出します。

と、同時に通信が。

メガネの後輩、マシュちゃんからです。

マシュは何度も通信を試みていたようですが失敗していたと。

記憶が戻ったことで世界の制約がなくなったのでしょう。

ここで互いに事情説明。

今回のレイシフトは19世紀のロンドンの特異点。

以前にも向かったことのある第四特異点に近い座標であります。

そこにロード・エルメロイII世とともに向かったのですが、
途中で通信遮断、反応がロストしたということのようです。

また今現在も通信が不安定であるようです。


ここでライネスも話に参加。

互いに協力して共同作業を行うことになりました。

この特異点を脱出するには原因を見つけ出す必要があります。

ここからはサポートにマシュを添えて、動き出します。

今までの地形に変動があったと報告。

以前変わったときのような変動ですね。

次はどのような事件が待ち受けているのでしょうか。


以上が第二節のお話でした。

簡単にまとめると、

今回の舞台はおとぎ話のパッチワークの博物館。

友達がいなくなったと話すサーヴァントたちは、
それが誰かも、いなくなったことに気づいたタイミングも分からないと話す。

友達の正体は「本棚の中にいる本」で、
実際には人になれるのに、人になれること自体忘れてしまっていた。

ムネーモシュネーと書かれた紙片を発見し、記憶が戻った。

というところでしょうか。


おとぎ話のパッチワークとは、
これは実際は第三節で明らかになるのですが、
この世界はおとぎ話に出てくるキャラクターのサーヴァントばかりです。

金太郎に、ポール・バニヤン、ナーサリー・ライムはそれ自体がおとぎ話です。

ジャック・ザ・リッパーは彼らに付随するキャラとしてなので少し違いますが…

また、ムネーモシュネーとは記憶の女神を擬人化した女神です。


加えて、ライネスが話していたホワイダニットの補足。(Why done it?)

ホワイダニットとはいわゆる動機ですね。

現在の犯罪に置いても大事なファクターです。

それと付随するのが、

誰がやったか フーダニット(Who done it?)

どんな方法でやったか ハウダニット(How done it?)

現在の犯罪捜査においては最も重要視されるファクターかもしれないですが、
今回のお話はファンタジーを含んでいますから、
この辺りはこじつけようとすれば、いくらでもこじつけできます。

でも動機に関してはどの時代でも、どの物語でも変わることはありませんね。

特に魔術師とは魔術のためにほかの一切合財を売り渡したもので、
余分を削り切った生命であるから、動機は自然で純粋に。

そこに嘘はつけないんですって。

感情なんて馬鹿馬鹿しい、合理性がないと
ロード・エルメロイの事件簿0話でも誰かさんが言っていましたね。

なかなか説得力のある面白いテーマでした。


今回のおとぎ話のパッチワークで粗方の流れが掴めましたね。

その地形の謎を解き明かすことで、記憶が戻りまた別の世界へ。

果てはロード・エルメロイII世の犯人にもつながる、ということですね。

さて次の世界はどんな場所なんでしょうか。

ということでまた。


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