[感想など]第5話 ロード・エルメロイII世の事件簿[ネタバレあり]

[感想など]第5話 ロード・エルメロイII世の事件簿[ネタバレあり]

あらすじ

5話 最果ての槍と妖精眼

マーベリー工房での調査が進む中、

落雷により新たな犠牲者が生まれてしまう。

改めてこの事件の犯人が誰かで対立する、

ロード・エルメロイⅡ世と化野菱理。

ロード・エルメロイⅡ世は再捜査のため、

ネクロマンサーである獅子劫界離に協力を求めるが、

グレイと獅子劫は突如出現した獰猛な獣

―ブラックドックの強襲をうける。

グレイの魔術礼装にブラックドックが反応したのをきっかけに、

ある結論を導き出したロード・エルメロイⅡ世。

マーベリー工房に集った魔術師たちの力を借りて

儀式の準備を開始する。

https://anime.elmelloi.com/story/?episode=5 より引用

亡くなったワレッタの降霊をウィルズが試みますが、
何らかの術で降霊を妨害しているようです。

化野はワレッタの死で最も利益を得る人間。

つまりウィルズを犯人だと断定しているようですが。

と、ロードは真犯人の存在を確信している様子。

はたして誰なんでしょうか。

ロードが求めるのは「ホワイダニット」。

化野の話すウィルズの動機は憶測。

ロードのものもまた。

それゆえ嵐が去るまでに、ロードは見つけねばならないのです。

獅子劫はロードに噂通りの人間だと話します。

誰からの噂なんだろうなあ。

ウィルズは化野により監禁。

ロードは獅子劫に助力を求めますが、
獅子劫は報酬、そして前金を求めます。

葉巻を一本。これが前金。

建前上、傭兵である獅子劫は報酬ありきで動いてるのです。

それでも顔見知りが冤罪に遭おうとしているこの事件。

解決するのはこのロード。

前金はこれだけでも十分なのです。かっこいい。

化野はライネスのもとに。

化野は正義の執行のため、法政科は魔術を扱わない。

政治のみを扱う。

しかしこれは建前。

「あなたも好きでしょう?楽しいことって。」

まずは資料集め。

獅子劫は一冊の本に目が留まります。

こんな本が家族に好きな人がいるようです。

遠縁の少女のことでしょうか…

ブリテンでは死んだ子どもの魂は天国に行けず、妖精になる。

ネクロマンサーは妖精にも天国にも縁がない。

あるのは死者だけなのでしょうか。

ロードに貸しを作る。

獅子劫の目論みの一つでもあります。

窓を見遣るウィルズ。

彼は一体何を知っているのか。

グレイと獅子劫が廊下を歩いていると、
突然何かが外から襲ってきます。

「ブラックドッグ」。

十字路に現れる妖精、または悪霊。

獅子劫が退治しようとしますが。

止める暇もなく、グレイが駆けていきます。

一刀両断。

グレイにかかればこんなものです。


工房に現れたブラックドッグ。

あれこそが落雷、そしてワレッタ達を殺した正体です。

ブラックドッグは雷鳴の化身でもあります。

ここで獅子劫からの質問。

グレイの魔術礼装についてです。

ブラックドッグは魔術礼装を恐れていた。

つまり謎を解き明かす手がかりになりうる代物です。

ロードとグレイは話すことを決めます。

グレイの魔術礼装の正体。

それは「アーサー王の槍 ロンゴミニアド」です。

鎌は仮の姿で、アッドも鎌も槍を封印する礼装なのです。

もっと敬え。

ある一族が生み出した、アーサー王の似姿。

それがグレイなのです。

「待て待て待て、アーサー王ってのは男だろう。」

最もな反応すぎて、感心しました。

ロードは聖杯戦争でアーサー王の英霊と出会っています。

グレイも聖杯戦争については初耳のようです。

ロードが聖杯戦争に参加していたという噂は、
そこかしこで広まっている様子。

しかしロードは神妙な面持ちで語ります。

「私は見ていただけだ。戦ってなどない。」

アーサー王の話を聞き、獅子劫は納得。

ブリテンにおいて、風と雷鳴とともに現れる死霊の軍勢といえば、
アーサー王に率いられた「ワイルドハント」

天国に地獄にもいけなかった死者の霊が幽霊や妖精だとするなら、
アーサー王は「幽霊と妖精の王様」

「アーサー王は倒れ、アヴァロンへと去った。

この説話は神話における冥界の旅に由来する。」

「すべてが分かった。これで仮説が証明できる。」


ロードは、ライネス、ウィルズ、獅子劫とともに地下へ。

どうやら降霊ではなく、これ自体が呪文なんですって。

ライネスは立っているだけでいいのです。

ぐぬぬ。

では開始。

全て唱え終わると、ライネスの魔眼が反応。

ウィルズの妖精眼にも反応あり。

そこで現れたのは。

妖精です。

しかも喋っている。

ウィルズの妖精眼をライネスの魔眼と照応させたと。

触媒扱いにされてライネスさんおこ。

ぐぬぬぬ。

この工房は魔眼の力を引き出すように設計されていた。

ウィルズの妖精眼を利用するために。

魔眼を霊脈で活性化させ、力を引き出す。

そしてその魔力は、死者たちを核にして人工妖精を生み出す。

人は妖精を作るための糧に過ぎなかったのですね。

つまり、犯人はトレヴァー卿で、
この工房自体が巨大な殺人装置なのです。

マーベリー工房はブラックドッグ及び人を殺す。

殺人があった日はいずれも、
月と星の配置が冥府と大地の力を高める日。

殺された者たちは妖精の力と、妖精眼を利用した工房によって変貌する。

新たな人工妖精、ブラックドッグへと。

この工房は人工妖精を制御し、使役するためのもの。

妖精もウィルズの妖精眼も、工房を制御するためのもの。

目的は?

そこで生まれるのがトレヴァー卿を殺した犯人の謎。

自らの工房で失敗でもしない限りは死ぬことはなさそうですが。

そこで妖精が自白。

ウィルズを欺き、妖精たちの秩序を乱したため、
トレヴァー卿を殺害、罰を与えたのです。

しかし工房そのものは止まらなかった。

だからウィルズの前に頻繁に現れた理由。

工房を止めるため、救いを求めていたのです。

ウィルズを悲しませたくなかった。

ワレッタが死ぬのは分かっていましたが、
止めることができなかったと。

ウィルズは妖精がここにいるから、
工房を手放したくなかったのです。

妖精が見えるものは妖精に魅入られると言うそうです。

妖精とウィルズは両思いなんですね。

結局ウィルズの妖精眼がワレッタを殺したと、化野。

ロードはこれに強く反論。

ウィルズはただ利用されただけ。

ナイフによる殺人でナイフを法廷に立たせるのかと。

と、突然崩壊を始めます。

なんとか外に脱出。

そこで目にしたものは。

ブラックドッグの大群が館に向かってきます。

化野が館に施した封印の影響で、
結果的にロードが行った儀式が工房を活性化させた。

人が生きているということを強く示してしまった、
ということなんでしょうか…?

死者は死を呼び、ブラックドッグはワイルドハントへと変わる。

人間狩りのお時間。

妖精の国に至る門も生成されます。

どうやら彼らは仲間を求めているようです。

このままだと全滅しかねない状況に。

生き残るためには戦うしかありません。

化野が館の防備を施し、ライネスを守り、
それ以外でブラックドッグを退けます。

グレイはロンゴミニアドで圧倒的火力。

ウィルズは魔術でナイフを作り出し、対抗。

強い。

敵の退治より経費の行方が気になる獅子劫さん。

へっぴり腰で魔弾を撃ち、
反動にも耐えられないこの姿はまさにウェイバーくん。

経費は法政科で落としてもらいましょう。

倒しても倒してもキリがありません。

死んだ数は3年で15人どころではなかったのでしょうね。

挙げ句にボス格のブラックドッグまで出現。

「やむを得ないな、グレイ、頼む!」

グレイはロンゴミニアドを使う準備に入ります。

ブラックドッグはグレイの力に気づいた様子。

グレイを倒そうと集中狙いをかけます。

獅子劫がグレイを庇います。

「気にするな。おまえさんのやりたいことをやれ。」

「古き神秘よ、死に絶えよ。甘き謎よ、ことごとく無に還れ。」

「疑似人格停止。魔力の収集率、既定値を突破。

第二段階、限定解除を開始。」

「聖槍、抜錨!」

「ロンゴミニアド!」

しかし門が消えることはありません。

トレヴァー卿の術式は完全だったのです。

しかし術式を解析し、解体するのには長期間を要します。

「手ならある。術式を解体する手が。

最初からこうすればよかった。薄々分かっていたのに。

死にはしません。

僕は彼女の、父やワレッタの待つ国に行くだけです。」

ロードはウィルズを強く引き止めますが、
ウィルズの意志は固く、止めることができません。

「ありがとう、ロード・エルメロイII世。

僕の謎を解体してくれて。

さようなら。」


事件を終え、ロンドンに戻る一行。

化野からお礼を申し出されます。

カバンから取り出したのは、「面白い資料」。

ウィルズの魔眼の出どころについて。

魔眼とは本来生まれ持って得るものですが。

魔眼蒐集列車――レール・ツェッペリン――
魔眼を売り買いする列車です。

トレヴァー卿は最初からウィルズを工房の礎にするため、
作り出したようです。

つまりホムンクルスか何かなんでしょうか。

目だけ移植したのかな。

そこでロードへのお礼が魔眼蒐集列車についての資料。

法政科は最初からこの資料が目的だったようです。

狡い女狐だったか!!

ぐぬぬ。

そんなロードを見る獅子劫とグレイ。

ここで獅子劫からのアドバイス。

ロードから目を離すなと。

死者に囚われた男は厄介。

死者は生者のそばにいて、いつも過去へと引き込んでくる。

サーヴァントだって死者に変わりはありません。

このままだとロードは面倒なところに引き込まれると。

ロードにはグレイが必要なのです。


というわけでロードエルメロイII世の事件簿5話でした。


今回はトレヴァー卿殺人事件の後編でした。

やっぱり悪いのはトレヴァーでしたね。

大体工房を作るやつが悪いんだ。

魔術師のなかではふつうのコトなんだ。

ただ、この工房を作った最後の理由がスッキリしませんね…

人を殺し、人工妖精にして使役させる。

ここまでは自明だと思いますが、
何が目的でここまでしたんでしょうか…

ウィルズという妖精眼を持つ人間を作ってまで望んだ理由。

妖精の国にでも行きたかったんですかね。

そのうち書籍も読み漁ってみたいものです。


ウィルズを追うロード。

なかなかいいものを見せてもらいました。

ウィルズは数少ない友人です。

そんな彼をみすみす冥界に送り出すなんて
出来る人間ではありません。

こうしてまた救えなかったと、
ロードが悩むんじゃないかと心配してしまいます…

あとは今回のロードの見せ場は魔弾を撃つところですね。

とてもかわいい。


そして一番の注目点はグレイ。

まさかグレイがアーサー王の似姿だったなんて…

ロードがグレイの顔を見たくないのは、
ケイネスがセイバーに殺されたという事実を突きつけられ、
未だ拭えないでいるセイバーへの恐怖感や、恨みを
グレイの顔により彷彿させてしまうからなんでしょうかね。

グレイの過去話。

はやく見てみたいです…

そして宝具ロンゴミニアド。

アーサー王がエクスカリバーと並び、使用していた聖槍ですね。

モードレッドを討ち取ったのもロンゴミニアドだとか。

それを使用しているのが今のグレイ。

あのシーン、ほんとかっこよかったですね…

いつもかわいいグレイちゃんが
よりかわいく、そして凛々しくなるのです。

何度見ても飽きない宝具。

次回以降も見れるのを期待したいですね。


そして最後に化野から渡された資料。

これこそがこのアニメの本編。

魔眼蒐集列車。

次回からようやく始まると言ったところでしょうか。

ここからどんな活躍を見せてくれるのか、
とても楽しみですね。


ではまた。


© 三田誠・TYPE-MOON / LEMPC

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